FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ダムキッズスクール 10月1回目

2010-10-26 12:06:11 | クライミングレッスン報告
10月12日(火) ダムキッズスクール

スクールメンバー:ユキちゃん(小2)、ナナちゃん(小5)、アオイちゃん(小5)、ハヤト君(小3)、たっくん(小3)、ケンタ君(小4)

今日もたっくんがお休み 2回ほど続けてお休みしているけれど、大丈夫かな?
なので、アップも兼ねたゲーム「どんじゃんけん」は兄いが急遽参戦することに ハンデがないとずるい、とみんなが言うので、兄いはビス留めスタンスをクロックスで、ということになった。

基本練習は徐々に課題が増やされており、前回まではフラッキングにみんな苦戦していたが今日はこの動きにも大分慣れて、全員がこなせるようになった 前回は途中で落ちてしまっていたハヤト君も最後までこなせるようになったし、「フラッキング、いやだな~」とぼやいていたナナちゃんもきれいに登ることが出来て少し自信がついたようだ。ユキちゃんは遠いホールドで練習しているが、こちらだとフォームが崩れてきれいに出来ないので次回からはみんなと同じく近いホールドで練習しよう。今は正しい動きと重心の位置を、脳のセンサーにしっかりと入力することが大切なのだから。前回から近いホールドで練習しているケンケンは、大分正確に動けるようになってきたよ 背の高いアオイちゃんは次回から遠いほうで練習しても良いかもしれないね

乗り込みの練習も力を使うことなく重心を移動させる感覚を掴んでほしいのでスラブで練習しているが、大分みんな上手になってきたので他の壁で練習しても良いかもしれない。
今日のカードは「ガストン」。前にもやっているけれど、忘れちゃった子もいたので復習兄いにも課題を作ってもらったり、自分たちでも考えたりして練習していた。

チャレンジはみんな思い思いの課題に取りつく。私とフリーダムスタッフの方(今日は兄い)とが手分けして見てあげる感じだ。
アオイちゃんはハングの課題をずっと頑張りつずけているが、毎回一手ずつ解決して前進している。今日はゴールまであと2手と迫った。完登出来る日も遠くないかもしれないよ
ナナちゃんは側対の課題をきれいなフォームで登ることができた自分では「私はレベルが低い」と言うけれど、しっかり上達しているよ
今まで動きが流れてしまう傾向のあったケンケンも1つ1つの動作が丁寧に、正確になってきた これは日常の生活にもかかわることだから、しっかり身につけようね。
ハヤト君はちょっと諦めが早いかな~?あまりこだわるのも考えものだが、コツを聞いた後はそれをきちんと試しておいたほうが良いと思うよ。
ユキちゃんは緑テープをとにかくたくさん登った お家のサポートがしっかり受けられてクライミングの練習環境の良いユキちゃんは、実力が一歩抜きんでている。ともするとスクール中は目標を失いがちなのでそこが難しいところだ。 ただ、一人っ子のユキちゃんにとって、スクールは他の子供たちともまれながら一緒にクライミングをする貴重なチャンス。お母様とも話し合って、2年生の間はレベルアップレッスンだけにしてしまうよりも、スクールでの集団レッスンを経験しておこう、ということになった。近頃は少しづつ仲間とも折り合いをつけることを学んで来たね