FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-10-28 11:35:47 | クライミングレッスン報告
10月15日(金)
18:30~20:00 メンバー:ともちゃん(中1)、ちかちゃん(小4)、タク君(小5)

いつものメンバーに加え、初参加のタク君。
前半のボルダー。基本練習ではともちゃんと初参加のタク君は、4種類の足技を練習しながらのトラバース、正対と側対までを練習し、ちかちゃんはそれらに加えてフラッキングと乗り込みを練習する。
カードでそれ以外で知っておきたい基本的なムーブの確認をしたあとはボルダーのチャレンジ。

ともちゃんはピンク、ちかちゃんは白にチャレンジするが、ともちゃんは筋力の不足、ちかちゃんは高さへの恐怖心から完登出来ず

一方初めてのタク君はなかなか良い調子 男の子特有のデッドポイント気味の動きを駆使し、思い切りの良い動きでピンクテープをゲット結構苦労している子が多いカンテのピンク×も一撃し、嬉しそうに顔を紅潮させていた。初めてのクライミング場合、手の皮が痛くなってしまって出来ない、と訴える子が多いのだが、タク君の場合はそれもない。やる気の高さとセンスの良さ。有望株だよ

後半のルート。ともちゃんは一反木綿の赤/5.8。一反木綿は微前傾が長く続くちょっと辛い壁 精神力も要るので苦手な子が多いのだが、彼女はこれも一撃した 筋力も強くなく、まだ動きのパターンや足さばきも習得しているわけではないのに、ともちゃんはルートは必ず完登してくる。
登りきろうとする気力。それが彼女の宝なのだ

ちかちゃんはショーツウエーブの緑↑5.9にチャレンジ 上部でちょっとロープから登るラインが離れるので、そこに来ると怖くなっちゃう どうしても越えられずにリタイヤ。でも、「怖い」という感覚は悪いことではないよ。しっかり自己防衛出来ている証拠だから。それを乗り越えるには心技体の3つの力が必要かな 練習を重ねることしか道はないのだ 「あ~あ、今日はひとつもスタンプがないや」最後にビレイの仕方をテスト。これは合格して、スタンプが1つもらえたね

タク君は登りたい壁を自分でチョイス。ギャラリーを選んだ。始めからかなり動けるので、いきなり赤/5.6にトライしてもらう。するすると登り、テンションや降りることも問題なかった