FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2012-12-12 14:01:24 | クライミングレッスン報告
11月27日(火)
メンバー:ユーキ(小2)、カツラ(小3)、かずくん(小3)、ハヤト(小5)、りょーた(小5)、こーた(小6)

レッスン始めの準備体操&ストレッチ。
全身の動きから入り、クライミングに必要な各関節のダイナミックストレッチや静的ストレッチを織り交ぜて構成。
アウトドアや混雑してゆっくり座るスペースがない場合でも出来るよう、なるべくスタンディングのまま行えるものを選択してある。
これはレベルアップレッスンをはじめ各スクールでも共通して同じメニューを毎回行い、自分でも出来るように覚えてもらっている。

今まではスクール生は言われた通りに動くのみだったが、それではいつまでたっても受け身のままなので、
このスクールでも少し前からリーダーを決めて、リーダーが先導して行うように改めた。
今日のリーダーは辞退したこーたに代わって3年生のかずくんが務めてくれた
その積極性はなかなか良いぞ

基本練習もみんなかなりこなせるようになってきて、スムーズに流れるようになってきた
ルーフの登り方の課題は、上級生用と下級生用の2種類があるのだが、
3年生以下の下級生達も少しずつ力をつけて来たので、もう少し難しい課題にレベルアップ
まだ完登者が出ないけど、みんなであーだこーだ言いながら研究していた

今日のムーブ学習は「トゥフック(つま先を引っかける動き)」。
ルーフに「トゥフック」でぶら下がる課題をやってもらったら、頭が下になる状態が楽しいらしく何度も何度も代わる代わる試していた
力んで腕を引きつけてしまうと、上手くトゥが効かないよ。
なかなか難しいでしょ

少し休んで各自の課題へのチャレンジタイム

ハヤト、りょーた、コータの上級生3人は6級にトライ中
ハヤトは「95度」壁の6級をかなりしつこくトライしている。
ラストの浅いポケットからのゴール取りがどうしても出来ない
少々リーチが要る動きなので、小さいハヤトは工夫が必要かもね
りょーたはやはりずっとトライを続けている「ハシラ」壁246号側の6級を完登
おめでとう自主練習でもかなり打ち込んだこの課題。完登は嬉しいね
こーたはいろいろ触った末、「90°」壁の6級に。
初手がデッドポイントのこの課題、止めた後も力が要る。こーたはなかなか上手く処理。あと少しでこなせそうだったけれど、今日は登れなかった
なかなか動きも良いこーた。体の使い方も上手いので、クライミングを続ければ強くなるぞ

ユーキとかずくんは8級にトライ
一番小さいユーキには、どれをやっても遠い
が、近頃かなり力がついて来て、少し前は全く届く気配のなかった遠さのホールドもキャッチするようになってきた
「取れた~」一手目が届いて満面の笑み
かずくんはまじめにコツコツ努力するタイプ
傾斜のない壁の8級は全部登ってしまった。力のない彼にとって微前傾の壁の課題はかなり大変
でも、諦めずにトライしているうちに力はついてくるものだ。頑張ろうね

カツラは自主練習でやっているスラブの6級にトライしたい、と言う。
やってみてもらうと核心が出来ないだけで、あとは結構闘えている。
スラブはバランスクライミングの基本。モチベーションの上がる難し目の課題に打ち込むことはマイナスにはなるまい
それにしても核心はあまりに難しいのと大人サイズで作ってあるために遠いので、一手プラスして完登OKとする。
「やった」と喜び勇んで渾身のトライの上見事完登
上級生もセッションに巻き込んで、何度も繰り返して登っていた