FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2013-03-13 12:07:35 | クライミングレッスン報告
3月1日(金)
メンバー:ともちゃん(中3)、ユキちゃん(小4)、ユイちゃん(高1)

やはり受験を終えたともちゃんがレッスンにやって来た。
彼女は運動そのものは決して得意ではなく、好きでもない。
クラブ活動はずっと茶道部だ。
そんな彼女がクライミングだけは、なぜかハマった

単に運動能力の勝負ではなく、心理的・知的要素や感性が大きな割合を占めるこのスポーツは、
運動嫌いの子どもたちにも、楽しく体を動かす機会を提供してくれている


ともちゃんは受験直前までずっと、可能な限りコンスタントにクライミングに通い続けた。
そして、地域の難関校の一つに見事合格

難関校への受験を控えながら週に一度でもこうした時間を作ることのできる彼女は、
時間の使い方や心の切り替えが上手であることにとどまらず、
日常の生活をしっかりと自律的に過ごすことが出来る子なのだろう
この自主自律の獲得は、社会への旅立ちが間近くなってくる10代中盤以降の年代に
是非とも身につけておきたい必須要素だ


ともちゃん、えらいぞ~

そして、同じ高校の一年先輩になるユイちゃん。
先週のT-Wall レッスンでのオンサイト祭りが功を奏して、今日はかなり動きが良い

1時間半のレッスン時間中に①ツナミの11d黄色?、②タワーのピンク■11c、③ツナミ右側の11b黒↑の3本を
全完登する力をつける、という課題にかなり長い期間取り組んでいるが、なかなか力が上がってこなかった

が、今日はツナミの黄色?のゴール取りであえなく失敗したが、他の2本は安定度も高く、実力の向上が実感できた
ほどなくこの課題は達成することが出来て、次の段階に進むことが出来るだろう。
残りの時間で以前トライして登れていなかった一反木綿の11bも完登した

ツナミに新しく11b と11c が出来たことを知って、張り切ってレッスンに来たユキちゃん。
11b は余裕でオンサイト
「どうだった?」と尋ねると、「楽しかった」とのこと。
勢いに乗って11c赤■にもトライしたが、こちらはボロボロ
「怖いし、ムズイし、最悪~」と得意のユキちゃん節がさく裂
今日はトップアウトならず
降りて来て何と言うかな?と思っていると、
「明日の神奈川の強化練習会の時にもう一度トライしてみます」とのこと
ちょっと前ならあっさり諦めていたと思うけれど、成長してるね