FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2013-04-10 13:21:14 | クライミングレッスン報告
3月26日(火)
メンバー:ハヤト(小5)、りょーた(小5)、カツラ(小3)、かずくん(小3)、ユーキ(小2)

レッスン開始前。
ユーキがツカツカ・・・、と私のところへやって来て、「ボクは外岩デビューが出来ますか?」と聞いて来た。
「もう、出来ますよ」と答えると、嬉しそうに自分のほっぺたに両手を当てた。
いつも楽しそうにレッスンを受けているユーキだが、「外岩に行きたい」と思う瞬間があるとは気付かなかった。
子どもたちは一個人として、大人の知らないところで自分の「想い」を抱いているものだと改めて思った。
たとえ、それが一時的なものであるにせよ

大人たちは子どもたちをサポートする上で、そんな子どもたちの「想い」への気づきが意外と大切だ。
大人の勝手な思い込みで自分の思い通りの方向に子どもを追い立てていないか・・・?
定期的に立ち止まって、気持ちを切り替えつつ振り返ってみる余裕が必要だろう。


さて、レッスンは準備体操&ストレッチ、目と指の神経を起こすのが目的のボール片手キャッチ、そして基本練習へと進む。
小さい子どもたちも成長とともに体力がついて来て、以前は全く歯が立たなかった練習課題も結構食い下がれるようになってきた
ムーブの学習ではカードをひいて出て来たムーブの動きを、壁の中で実際に考えてみる
まだまだ有効なムーブを作れるわけではないのだが、そのほうがムーブに対する印象が深まるのだ。
今日出て来たのは、「バックステップ」。
みんな思い思いに試していた

自分の目標課題へのトライをするチャレンジタイムをはさんで、最後に「世界一周」。
4月からレベルアップレッスンへ時間帯を変えるりょーたは今日がスクール最終日。
みんなでリレーでつないで、スラブからぐるっとジムの全ての壁を落ちずにつないでおきたいね
今日のアンカーはハヤト。
最後、足で壁の端をタッチしようとしてちょっと寸足らずで落ちたけど、まぁ、良しとしようか

今日で 「DAM KIDS SCHOOL」が卒業となる6年生のコータは、結局来なかった。