「Funny Bunny」は私のお気に入りのバンドの1つ、The pillowsの曲。彼らのアルバム『HAPPY BIVOUAC』に入っている。さらに今年の9月に出た彼らのトリビュートアルバムには私が今惚れ込んでいるバンドELLEGARDENがこのカバーで参加していて、「最高!」と思ったのはいうまでもありません(笑)さて、この歌詞がいいのですよ。「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた」ってところが最高に・・・。この曲を聞くと思い出す人がいます。もう長い事会ってないな~。「今ごろどうしてるのかな・・・」っていう歌詞もなんかうまくリンクします。その人は夢を追い続けていて、でもそれは実現可能な夢だと私は思うのですが、いろいろあって悩んで、挫折して、苦しんで、また切り開いて、その人はいっぱい強い風を受けながらも前進していって夢に向かっていってるわけです。どこかガラスのような心を持ち、そっと扱わないと粉々になりそうな、そんな人でした。プライドは高くて、自信家なくせに弱い人間なんてのたまう(笑)そういう人でした。自分の事でいっぱいいっぱいで、人の事まで考える余裕なんてない人でした(笑)でもね、私は応援せざるを得ないのですよ。きっと同じぐらいの歳だったら、もう付き合い切れない!って逃げてしまうでしょうね。まさにその人にシールを貼るなら「Fragile!」(笑)でも、随分と歳が離れているお陰でそういうところも個性として認識できてしまうわけです。きっと、危なかしい子どもを見守る親のような気持ちなのでしょうね、私自身が傷つけられるような状況があったとしても、それは構わないんですね。その人が夢を叶えて幸せをつかむ事ができたなら。そしていつかその人が自分の子どもといっしょに笑顔でいるところが見たいな~なんてまさに親(笑)のように思うわけです。今ごろどこで何をしているのかな?いい人と出会えてますように・・・目指すものに光が射しますように・・・
昨日、会社帰りに前売りチケットを買いに京都ミューズホールに行った。このホールは以前一度だけ観に行ったことがある。それはエアマスターという関西で活動するインディーズバンドのライブだった。彼らについてはまた違う機会に書くとして、このミューズホールについて少し書きたい。ここはどことなくヨーロッパの小さな劇場の雰囲気がある。ちょっとしたミュージカルやオペレッタ、パントマイム、あるいはコメディショー。そういうのが似合うかんじだ。ここで芝居をやったらおもしろいだろうな~と思うのは私だけだろうか?顔をしろ塗りにして派手な衣装を身に付けた道化まがいの司会者が会場に向かって叫ぶのだ「イッツ・ショー・タイム!」チャップリンのような化粧をした俳優たちが動き回る。妙な笑いを会場にふりまく。歓声があがる。あ~どんどんイメージが膨らむ。さて、ところでなんのチケットを買いに行ったか?それは京都で結成されたメジャーバンドAUDIO RULEZのライブのチケットだ。対バンはあるが、彼らがもちろんトリ。実は彼らはメジャーに出る前に最後にステージをやったのがこのミューズホールだと聞く。ならメジャーになってから初の御帰還ライブだ。どんな感じなのか昔の思いが彼らの中でどのようにめぐらされ、ここがどのように映るのか、しっかり歌から感じとってきたいなと思う。