HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

17日のこと

2007年08月23日 | インディーズ
ちょっと日が経ってしまいましたが、8月17日に京都のVOXHALLでvanillamanさんとvelvet mellowのライブを見てきました。この日は3マンライブでトリはthe Nectarsでした。このトリのバンドは初めてでしたが、私はロカビリー系はあまり聴かないので申し訳ないけれど途中で帰らせてもらいました。

さて、vanillamanさんもvelvet mellowもよく知るアーティストたちでそんな対バンは結構うれしいものです。大好きな人たちをいっしょに見れるわけですから。

なぜかどちらもVで始まるアーティストとバンドで、まさにVictory!のVであります。彼らがいつか武道館の前でVサインをしているのを密かに想像してしまう私です(笑)

まず、最初がvanillamanさん。彼は今回も歌のないインストルメンタルナンバーを演奏されました。彼の場合、映像も作られていて、それがVOXHALLのスクリーンに映されて、それに彼の演奏がリンクします。彼はたったひとりでギターを弾くのですが、コンピューターを駆使して、その音は一人なのに分厚く、広がりがあって、すごくステージを大きく見せてしまうのです。

それは彼と初めて出会った時に感じた印象のままです。一人でこんなにもステージをでっかく重厚に音いっぱいに見せてしまう人ってそんなにいないなって。

今回は初めて座ったままの演奏でした。それがまた新鮮で、彼のサラサラの髪が激しくかき鳴らされるギターの音とともに揺れるんです。

なんだかわからないけれど、カート・コバーンを思い浮かべてしまいました。


彼は社会悪や戦争についての怒りを音楽で表現されることが多いように思います。ってそれは映像を見てそう感じただけなので、実際は違う曲もあるのかもしれません。もちろん、優しい曲もあり、そういうのには心が癒されます。

インストルメンタルナンバーっていうのは聞き手に自由な言葉をもたらしてくれます。その音から感じる感情が湧き出てきます。だから、ついつい自分の思いやら言葉やらを彼が演奏している間に泳がせてもらいます。

と同時に会場の人のいろんな思いやら魂やら言葉やらがライブハウス中に浮かんでいる感じすらしてしまいます。

最後の曲「OYASUMI」は静かに終わる曲ではありませんが、初めて聴いた印象はたくさんの人の「おやすみ」という印象です。その日一日にいろんなことを人は眠りに入る前に思い浮かべることが多いと思いますが、人によってはそれはそれは疲れる一日だったかもしれないし、すごくにぎやかな一日だったかもしれません。あるいは何にも大きなできごともなく平凡な一日だったかもしれません。そんな多くの人の眠る前のひと時をパッチワークのようにつなげて夜空に打ち上げて、そして最後は花火の終わりのように静かさへいざなうようなそんな曲で、心に残りました。

最後にスクリーンにも「OYASUMI」って文字が出たんですが、私はその時vanillamanさんに心で「おやすみなさい」って言いました。


次に登場したのが、velvet mellow。新メンバーになって二回目です。前より一層チームワークが整ってきたな~っていう印象です。それぞれが中心に向かっているというか、溶け合おうとしている感じで、それがステージで弧を描いていました。

一番若いのに淡々とドラムを叩く男前の大地君。まるでドラゴンボールZに出てくるようなヘアースタイルで(笑)映像や写真で彼を撮らせてもらったのですが、彼は絵になる人ですね。そして、安定感のあるドラミングがこれからどう弾けていくのかが楽しみです。

二番目に若いギターのゆうすけ君。どうみてもトランジスタ細美くん。顔が似ているというわけではないんですが、なんか弾き方が似ているんですよね。すごく雰囲気があります。しかもかなりハードコアな感じがお好きなようで・・・

オリジナルメンバーであるボーカルのアヤさんは見るたびにパワーアップしていて、ますます魅力的な女性ボーカルになってきていて、ついついうっとり見とれてしまいます。

ベースの河村さんもちょっとジュディ&マリーの恩ちゃんをこの前思い出してしまいましたが、動きが以前より一層かっこよくなってきていて、ベースの音がすごく体に響きました。心臓までドキドキって感じで(笑)

こうしてバンドが日々成長していく(って素人がえらそうですね。ごめんなさい)姿は毎回感動を与えてくれます。

彼らの頑張りに負けて入られないな~って改めて襟を正す感じです。


曲の雰囲気も以前のイエモン色がだいぶ鳴りを潜め、新しい音が入ってきていて、どんな風になっていくのかもすごく楽しみです。


velvet mellowのこの日のライブ映像と山口茂さんの8月8日のライブ映像を一曲づつではありますが、YOUTUBEに載せましたのでまたよければ見てください。アドレスはBOOKMARKのところのhotleaf17をクリックしてもらえればそこへ行きます。


当分、ライブには行けそうにないので自分の撮った映像でライブ気分に浸りたいな~って思ってます。
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FUNNY BUNNY

2007年08月23日 | ELLEGARDEN
The pillowsのさわおさんとELLEGARDENの細美くんの対談が「爆音アトモス」っていう番組の中であったんだけど、なぜかお二人はモジモジくんの格好をしていて、それが妙につぼにはまった(笑)

ELLEGARDENの最近の衣装らしい(笑)

この対談の中で、the pillowsのトリビュートアルバムについての話がでたんだけど、ELLEGARDENは最初は「この世の果てまで」を第一希望に挙げていたんだって。でも、それをYO-KINGもあげていて、それでそれぞれの第二希望を見たら、エルレの方の「FUNNYBUNNY」の方をどうしてもやってほしかったから、エルレには「FUNNYBUNNY」をやってもらったらしい。さわおさんにとって「FUNNYBUNNY」はとても大事な曲なんだって。

なんかそんな大事な曲で大好きな人たちが繋がっているのもうれしい。

The pillowsのサポートベースの鈴木淳とメンバーとの対談もあって、これもおもしろかった。The pillowsはもう18年もやっていて、テレビのオンエアが8月8日で淳くんは8年サポートやっているんだって。それでドラムのシンさんが8月生まれで、8並びだ~ってことになり、シンさんが8は末広がりで縁起がいいし、横向けると無限大だ~って言ってた。

そういう私も8月生まれ。なんかうれしい。

さわおさんと細美くんの対談に戻るけど、このとき、さわおさんは多分あれはアイスティーだな~って思う飲み物がテーブルに置かれ、細美くんはカップでおそらくコーヒーを飲んでいたんだと思う。飲んでいるとき、湯気が出ていたんだけど、モジモジくんの格好をしていて、今夏なのにホットということはその場所が凄く冷房効いてたのかな~なんて妙なことを思った。

さわおさんが言った発言で心に残ったのは「もっとみっともないもの・・・俺才能枯れたけれどつきあってほしい・・・人気なくなって、新曲がなくなってあいつ終わったねって言われても恥ずかしくてもやりたい」って最近思うって言ってたこと。

それは細美くんの今の思い・・・ゴールをしたくない。っていうような考えに対して出てきたんだけど、それを大きく包み込むようなさわおさんの意見にあ~やっぱり18年ってすごいな~って思った。もちろん、さおわさんは「人によって違うと思うけど、俺は・・・」って感じで前置きをして話すところがまたいいんだよね。

あ~ZEPP名古屋で彼らの対バン見たかったな~。すごいライブになりそうですよ。行かれる方は楽しんできてくださいね。


関係ないけど、私の仕事っていうのはバンドでいうなら、鈴木淳くんみたいな仕事なのかな~って。彼はかつてバンドをしていたのに、今はサポートとして頑張っている。私もそんな感じ。でも、サポートでも彼のように頑張りたいし、溶け込みたいって思う。


コメント (2)
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