13日に出たばかりのNICO Touches the Wallsの『Broken Youth』。
3曲入りシングル。
なのに18分強もある。
聴いてほんと久しぶりに鳥肌がたった。
家中の壁を蹴って弾けて天井まで駆け上がって
すげぇ~って叫びたくなる感じ
なんか本当10代に戻っちゃう感じのうれしさのエコーが体中に響く。
「Broken Youth」はアニメ『NARUTO』のエンディングテーマでもあるけれど、その疾走感と言葉のリズム感は圧巻だ。英語みたいに流れる日本語。それがすごく気持ちいいんだけど、でもその単語単語が光村さんならではの選択語なんだよね。彼以外には思い浮かばないような。
「承知」っていう言葉が何度もでてくるんだけど、その中のひとつ
「承知ノスケ」って言葉・・・なんか光村さんだって思った。
実際は話したことなんてないけど、彼は「承知ノスケ」って日頃ふつうに使いそうだ。そんな言葉を放つ彼が見える気がした。
♪そおれで放れ~♪
の言葉の流れも好きだ。
あるいは
♪一切許す 若輩♪
って流れはやっぱり光村さんだと感じる。
♪そおれ~のところからのギターのメロディもすごく好きだし、サビに入る前のカッティングのギターがそのメロディを一層引き立たせている。あるいは、インスト部分のギターのUKギターロック風なところが心に浸みる。
どこかMY VITRIOLを彷彿させるんだ、このギターワーク。
ベースもすごくいい肉厚で迫ってくる。
ドラムは深いビートがよりボーカルの疾走感を煽る。
あ~生で聴きたいな。
2曲目の「夏の雪」
これはまたがらっと1曲目と雰囲気が変わって、同じバンドと思えない感じもあるけれど、これもこれでやっぱりNICOだと感じる。光村さんの曲だってわかるもの。
インストの部分はアランパーソンズプロジェクト風でもあり、サザン風でもあるけれど、
♪いきあたりばったり・・・・マルガリータ~♪のところなんて
「光村さんだなぁ~」
ってしみじみ思うもの。特に「マルガリータ」のところのメロディ。
サビの部分の
♪今 シャラララ~♪はなんかせつなくて胸がきゅんってくるよね。でもここでシャラララがくるのはフェイントかけられたような気がした(笑)
ベースの音がすごく響いてきて、余計に胸の奥までずしんと響く。歌うようなギターの夏を漂わせる厚みある音が好き。ドラムの心臓の鼓動のようなビートが曲全体を包み込んで、個人個人にこの曲を渡してくれる・・・そんなイメージがする。
最後の曲「GUERNICA」
またまた先の2曲とはぜんぜん違うタイプの曲。
キングクリムゾンあるいはデビッド・ボウイの初期の頃の雰囲気が漂う。
まさにプログレだよね。
10分近くもあるんだ。それでもずっと引き込まれていく。
♪夏祭り~っていうところからボウイ風なグラマラスな感じで
♪この身をまかせっていうあたりはボウイとかに影響を受けたイエモンの香りを受け継ぐ感じ。
結構長いインストの部分でギターワークとドラムワークそしてベースが堪能できる。
「これだよ。これ。何年待ってたか~」っていう思いが溢れる。
こういうタイプのロックを好んで聴いてきた10代の頃の自分が呼び戻される。きっとこの曲はグレイプバインの田中さんも吉井和哉氏もチバさんも、元シロップの五十嵐さんも絶対に好きだと思う。サザンの桑田さんもね。
ゲルニカってあのピカソの絵のゲルニカだよね?きっと。
あの絵は戦争を描いてるけど、光村さんは別解釈でこの絵を今に置き換えて曲にしたのかな?
この曲は10代からそれこそ50代ぐらいまでに好まれる曲かもしれない。
まだ20代前半なのに光村さんって、底知れぬ何かを持っているロックボーイなんだね。
シングルでこれだとアルバムはホント凄いことになりそうだ。
あ~待ちきれないよ!
P.S. 初回特典の「NARUTO」のセル画シールは弟子にとられた。何せ「NARUTO」ファンだから。タワーレコードではクリップをもらえた。イエローだった。他だとまた違うんだろうね。
3曲入りシングル。
なのに18分強もある。
聴いてほんと久しぶりに鳥肌がたった。
家中の壁を蹴って弾けて天井まで駆け上がって
すげぇ~って叫びたくなる感じ
なんか本当10代に戻っちゃう感じのうれしさのエコーが体中に響く。
「Broken Youth」はアニメ『NARUTO』のエンディングテーマでもあるけれど、その疾走感と言葉のリズム感は圧巻だ。英語みたいに流れる日本語。それがすごく気持ちいいんだけど、でもその単語単語が光村さんならではの選択語なんだよね。彼以外には思い浮かばないような。
「承知」っていう言葉が何度もでてくるんだけど、その中のひとつ
「承知ノスケ」って言葉・・・なんか光村さんだって思った。
実際は話したことなんてないけど、彼は「承知ノスケ」って日頃ふつうに使いそうだ。そんな言葉を放つ彼が見える気がした。
♪そおれで放れ~♪
の言葉の流れも好きだ。
あるいは
♪一切許す 若輩♪
って流れはやっぱり光村さんだと感じる。
♪そおれ~のところからのギターのメロディもすごく好きだし、サビに入る前のカッティングのギターがそのメロディを一層引き立たせている。あるいは、インスト部分のギターのUKギターロック風なところが心に浸みる。
どこかMY VITRIOLを彷彿させるんだ、このギターワーク。
ベースもすごくいい肉厚で迫ってくる。
ドラムは深いビートがよりボーカルの疾走感を煽る。
あ~生で聴きたいな。
2曲目の「夏の雪」
これはまたがらっと1曲目と雰囲気が変わって、同じバンドと思えない感じもあるけれど、これもこれでやっぱりNICOだと感じる。光村さんの曲だってわかるもの。
インストの部分はアランパーソンズプロジェクト風でもあり、サザン風でもあるけれど、
♪いきあたりばったり・・・・マルガリータ~♪のところなんて
「光村さんだなぁ~」
ってしみじみ思うもの。特に「マルガリータ」のところのメロディ。
サビの部分の
♪今 シャラララ~♪はなんかせつなくて胸がきゅんってくるよね。でもここでシャラララがくるのはフェイントかけられたような気がした(笑)
ベースの音がすごく響いてきて、余計に胸の奥までずしんと響く。歌うようなギターの夏を漂わせる厚みある音が好き。ドラムの心臓の鼓動のようなビートが曲全体を包み込んで、個人個人にこの曲を渡してくれる・・・そんなイメージがする。
最後の曲「GUERNICA」
またまた先の2曲とはぜんぜん違うタイプの曲。
キングクリムゾンあるいはデビッド・ボウイの初期の頃の雰囲気が漂う。
まさにプログレだよね。
10分近くもあるんだ。それでもずっと引き込まれていく。
♪夏祭り~っていうところからボウイ風なグラマラスな感じで
♪この身をまかせっていうあたりはボウイとかに影響を受けたイエモンの香りを受け継ぐ感じ。
結構長いインストの部分でギターワークとドラムワークそしてベースが堪能できる。
「これだよ。これ。何年待ってたか~」っていう思いが溢れる。
こういうタイプのロックを好んで聴いてきた10代の頃の自分が呼び戻される。きっとこの曲はグレイプバインの田中さんも吉井和哉氏もチバさんも、元シロップの五十嵐さんも絶対に好きだと思う。サザンの桑田さんもね。
ゲルニカってあのピカソの絵のゲルニカだよね?きっと。
あの絵は戦争を描いてるけど、光村さんは別解釈でこの絵を今に置き換えて曲にしたのかな?
この曲は10代からそれこそ50代ぐらいまでに好まれる曲かもしれない。
まだ20代前半なのに光村さんって、底知れぬ何かを持っているロックボーイなんだね。
シングルでこれだとアルバムはホント凄いことになりそうだ。
あ~待ちきれないよ!
P.S. 初回特典の「NARUTO」のセル画シールは弟子にとられた。何せ「NARUTO」ファンだから。タワーレコードではクリップをもらえた。イエローだった。他だとまた違うんだろうね。