最近、ポール・ギャリコの本を何冊も読んでいる。
ある方から教えてもらって以来、すっかりその世界に入ってしまった。
読み終えたばかりの本は「雪のひとひら」である。
この本にはいろいろ考えさせられる言葉やシーンが登場する。
そんな中で
「いずれ取り上げられるものならば、なにゆえに彼はわざわざ彼女に与えられたのか。」
今は妙にこの言葉が響く。
出会った頃を振り返り、
それから今に至る年数を思う。
ときどき思ったんだ。
ロックとポップが戦うとなんだかロックは負けちゃうような気がするって。
人はやっぱりズキズキ痛んだり、戦ったりする音楽より
やさしく包んでくれたり、痛みを緩和してくれたりする音楽の方を
選んでしまうんだろうなって。
でも、私はそんな闘いの後の傷をいっぱいつけているようなロックが好き。
何度も何度も立ち上がろうとするロックが好き。
そんなロックをずっと応援していたいと思う。
雪ひとひらと雨のしずくのような別れがもうすぐ訪れようと
自分がこうしてJet Lily Starを思ってきた年月が
どういった意味を残してくれるのか
今すぐにはわからないとしても
「雪ひとひら」の一節を借りるなら
より偉大でも重要でもなくても
この宇宙に存在するこの音楽のすばらしい調和を思い、
この身もその中で一役果たすべく世に送られた
と考えれば、ちょっと幸せな気持ちになれた。
多くのファンと同じ
たとえるなら「雪のひとひら」
あるいは「雨のひとしずく」
に過ぎないけれども
側にいられたことを
ほんとうに幸せに思う。
どうもありがとう。
ある方から教えてもらって以来、すっかりその世界に入ってしまった。
読み終えたばかりの本は「雪のひとひら」である。
この本にはいろいろ考えさせられる言葉やシーンが登場する。
そんな中で
「いずれ取り上げられるものならば、なにゆえに彼はわざわざ彼女に与えられたのか。」
今は妙にこの言葉が響く。
出会った頃を振り返り、
それから今に至る年数を思う。
ときどき思ったんだ。
ロックとポップが戦うとなんだかロックは負けちゃうような気がするって。
人はやっぱりズキズキ痛んだり、戦ったりする音楽より
やさしく包んでくれたり、痛みを緩和してくれたりする音楽の方を
選んでしまうんだろうなって。
でも、私はそんな闘いの後の傷をいっぱいつけているようなロックが好き。
何度も何度も立ち上がろうとするロックが好き。
そんなロックをずっと応援していたいと思う。
雪ひとひらと雨のしずくのような別れがもうすぐ訪れようと
自分がこうしてJet Lily Starを思ってきた年月が
どういった意味を残してくれるのか
今すぐにはわからないとしても
「雪ひとひら」の一節を借りるなら
より偉大でも重要でもなくても
この宇宙に存在するこの音楽のすばらしい調和を思い、
この身もその中で一役果たすべく世に送られた
と考えれば、ちょっと幸せな気持ちになれた。
多くのファンと同じ
たとえるなら「雪のひとひら」
あるいは「雨のひとしずく」
に過ぎないけれども
側にいられたことを
ほんとうに幸せに思う。
どうもありがとう。