今日のような場合難しい。
このブログにはとりあえずカテゴリーを作っているけれど
私の大好きな2つのバンドのABSTRACT MASHとFoZZtoneが2マンライブを
千葉LOOKでしている今のような場合、どちらのカテゴリーを使うかで
ちょっとだけ悩む。
でも、つい最近FoZZtoneのコッシーの脱退が発表された後の残りわずかな現メンバーでの
ライブだから、今回はフォズで書くことにした。
今日ほど行きたいライブはおそらく人生でもそう沢山ないと思う。
音楽のタイプはちょっと違うかもしれないけれど、
どちらも私にとっては大事すぎるぐらい大事なバンドだ。
このイベントではお互いにカバーするらしいけれど
どんな曲をお互いにカバーするのかすごく聞きたい。
どなたか聞かれた方、お知らせください!!!
私がリクエストできるのなら
フォズにはやっぱり「1mmタール」か「I Am」
(でも「Save the World」とかになるのかな)
アブストにはやっぱり「黒点」か「World is Mine」
あ~生で聞ける人がほんとうにうらやましい!
行かれる方はこの最高の空間と音楽を心から楽しんで来て下さい。
先日のフォズの重要なお知らせは本当に辛かった。
だいたい「重要なお知らせ」でいいお知らせであった試しはない。
9月1日はthe Birthdayからもイマイ氏
KnotlampからTetsunari氏が
そして、フォズから越川さんの脱退が発表された。
自分の好きなバンドからメンバーが抜ける
というのが3つも重なり、驚くというより
そういう季節かって思ってしまった。
いわゆるバンドの卒業シーズン。
イマイ氏はキャリアがあるから、
彼なりにやりたいこととかあるのかもなぁ~って
思うのと、チバさんのバンドって流動的だから
あまり驚かなかった。またいっしょにやることも
あるかもなぁ~って。
Knotlampは7月に見たばっかりだからちょっと
驚いたけれど、あのとき、バンドがどこか結束感に
欠けるな~って感じたのは(あの日の感想には書いてないけれど)
すでに何かが崩れ始めていたのかもしれないね。
自分の感想って正直だな~って思うのは
きっと読まれた方は感じたと思うけれど
たとえばthe HIATUSやフォズやアブストの
ライブの感想と違う書き方してるってこと。
心が全力で入ってないというか。
正直、音楽は好きだし、KEIT氏の声も歌い方も好きだけれど
これからもCD買うと思うけれど、あのバラバラ感がちょっと
ひっかかっていて、また見たいかというとそのときは
あまり思えなかったんだ。でも、また気持ちは変わるかもしれないけど。
怖いね。ライブってそういうのも出ちゃうんだね。
フォズの場合、最近は見てなかったけれど、
彼らが『The Sound of Music』をリリースしたあたりから
彼らの苦悩というのがすごく感じて来ていて、
いつも
いつも
どうして彼らの音楽が広く聞かれないのかと
音楽ファンの1人として自問自答していた。
あのヒットメーカーのプロデューサーの亀田氏を
もってきても、ヒットしたとは決していえない結果で。
亀田氏は亀田氏ですごい人だと思っている。
それで嫌いになったわけじゃないけれど、
そのミュージシャンにはそのミュージシャンにあった
プロデューサーがいるんだと思う。
意外な人が案外、その潜在的魅力をひっぱり出せるのかもしれない。
今の音楽業界でヒットチャートの上位にいる音楽って
本でいうならいわゆる携帯小説みたいな音楽ばかり。
でも私の好きなNICO touches the Wallsなら
伊坂幸太郎や重松清の小説みたいに幅広い読者層に
聞かれる音楽をやっていて、それはそれで
すごいと思う。
細美さんの音楽は村上春樹の小説のようにすごく深くいろんな
解釈があるのに多くの人に受け入れられる。
ならフォズは
フォズはある意味純文学のような立場にある。
最近、三島由紀夫なんて日本の若者で愛読している人ってどれくらいいるんだろう?
あるいは今純文学といえばそれにちかい小説を書いている島田雅彦氏は毎回
ベストセラー作家として店頭で宣伝されているだろうか?
私はフォズはそういう立場にあるバンドだと思うんだ。
読めば読む程、もう離れられなくなる毒性がある本ように
聞けば聞く程、離れられなくなる毒性のある音楽。
彼らの音楽には実は毒がある。
その毒に気付いたのは実は最近だ。
10代前半の子に音楽を聞かせようとセレクトしてた時に
絶対にジャニーズやAKB48のような携帯音楽を聞かせたくなくて
自分が好きな音楽からセレクトしようとした。
そうしたら、RadwimpsやBump of Chickenはすんなり入れられる。
次にELLEGARDENもOK。NICOもアニメに使われた曲はOK。
で意外とロックテイストが大人な感じのアブストの曲も受け入れられるんだ。
ところが、フォズの曲は難しいんだ。10代前半の子どもに聞かせるのに
高度すぎるというのか。頭がいい音楽というか。
もちろん、10代前半でもフォズを好きになってくれる子もいる。
でも、多数に受け入れやすいという点では難しい。
ただ、10代でフォズを好きということは絶対に音楽を真底好きになると思う。
あるいはミュージシャンになる子が多いと思う。
彼らの音楽を好きになる条件っていうのがあるとすれば
音楽バカ。
そう音楽がほんとうに空気吸うぐらい毎日そばにある人こそ
フォズに惹かれると思うんだ。
だから、フォズのファンの音楽好きレベルはかなり高いと思う。
他のバンドのファンとフォズのファンでもし
「音楽楽曲実力テスト」なるものがあるとしたら
フォズのファンはおそらく上位に入ってくるだろう。
音楽に関しては勉強熱心な人が多いんだ。
越川さんがどうして脱退するのかは
彼のHPでの言葉で知るしかないけれど
彼がフォズにとって大事な存在であったのは確かなことで
彼のキャラクターがどれだけバンドをなごませて
ファンをなごませて、ある意味毒を緩和していたか。
なんだか、いつも一生懸命さがあふれていて
ライブのたびに彼をみているとドキドキしちゃうんだけれど
フォズの他の3人が彼によって癒されている感じがあった。
彼がいなくなって、次にどんなドラマーが来るのかわからないけれど
きっと、渡曾さんも今すごく辛い気持ちだろうけれど
さらにフォズが飛躍できるようにパワーをもってきてくれる
ドラマーが見つかることを祈るばかり。
今更だけれど本当にドラムのポジションというのは大事で
あのGLAYが今までの歴史を作れて来たのも
あのずっとサポートしてきた永井さんの力が
かなり大きいと私は密かに思っている。
レッド・ツェッペリンも
the Whoも
ドラマーの死がどれだけその後に影響を
与えたかわかるように
どの世界でも
ロックバンドにおいては
ドラムが大黒柱なんだ。
そこがしっかりしてないバンドは
長続きしない。
すごいと思うのは
イギリスのヘヴィメタバンドのデフ・レパードの
ドラマーのリック・アレンは事故で片腕を無くしても
まだドラマーとしてロックを打ち続けている。
それは彼がこのバンドの大事な柱であり
メンバーも最初は片腕でドラムなんて叩けるのかと
思ったけれど、リックの並ならぬ努力する姿を
見て待ち続けて、そしてデフ・レパードをいまだに
ひっぱっていっている。
♪「変わらぬ日常」なんてどこにも無いよ
俺の音楽、俺の音楽 今を照らすぞ
(「音楽」 by FoZZtone )
そうだよね。
毎日変わっていくんだよね。
その中で
流されずに
自分の音楽をこれからもフォズには鳴らし続けてほしいし
脱退してしまうけれど越川さんもこれから自分の人生を
こんなに素晴らしいフォズのメンバーであったという誇りとともに
自分の叩いた楽曲とともに力強く歩んで行ってほしいです。
私には今の4人が最初の出会った4人だから
これから一生この4人でのライブを忘れることはありません。
そして、越川さんの叩くドラムが入っているアルバムも
一生聞き続けて、そのたびに越川さんのことも
思うし、忘れることはありません。
素敵な笑顔と
一生懸命のひたむきなドラミング
ありがとうございます。
このブログにはとりあえずカテゴリーを作っているけれど
私の大好きな2つのバンドのABSTRACT MASHとFoZZtoneが2マンライブを
千葉LOOKでしている今のような場合、どちらのカテゴリーを使うかで
ちょっとだけ悩む。
でも、つい最近FoZZtoneのコッシーの脱退が発表された後の残りわずかな現メンバーでの
ライブだから、今回はフォズで書くことにした。
今日ほど行きたいライブはおそらく人生でもそう沢山ないと思う。
音楽のタイプはちょっと違うかもしれないけれど、
どちらも私にとっては大事すぎるぐらい大事なバンドだ。
このイベントではお互いにカバーするらしいけれど
どんな曲をお互いにカバーするのかすごく聞きたい。
どなたか聞かれた方、お知らせください!!!
私がリクエストできるのなら
フォズにはやっぱり「1mmタール」か「I Am」
(でも「Save the World」とかになるのかな)
アブストにはやっぱり「黒点」か「World is Mine」
あ~生で聞ける人がほんとうにうらやましい!
行かれる方はこの最高の空間と音楽を心から楽しんで来て下さい。
先日のフォズの重要なお知らせは本当に辛かった。
だいたい「重要なお知らせ」でいいお知らせであった試しはない。
9月1日はthe Birthdayからもイマイ氏
KnotlampからTetsunari氏が
そして、フォズから越川さんの脱退が発表された。
自分の好きなバンドからメンバーが抜ける
というのが3つも重なり、驚くというより
そういう季節かって思ってしまった。
いわゆるバンドの卒業シーズン。
イマイ氏はキャリアがあるから、
彼なりにやりたいこととかあるのかもなぁ~って
思うのと、チバさんのバンドって流動的だから
あまり驚かなかった。またいっしょにやることも
あるかもなぁ~って。
Knotlampは7月に見たばっかりだからちょっと
驚いたけれど、あのとき、バンドがどこか結束感に
欠けるな~って感じたのは(あの日の感想には書いてないけれど)
すでに何かが崩れ始めていたのかもしれないね。
自分の感想って正直だな~って思うのは
きっと読まれた方は感じたと思うけれど
たとえばthe HIATUSやフォズやアブストの
ライブの感想と違う書き方してるってこと。
心が全力で入ってないというか。
正直、音楽は好きだし、KEIT氏の声も歌い方も好きだけれど
これからもCD買うと思うけれど、あのバラバラ感がちょっと
ひっかかっていて、また見たいかというとそのときは
あまり思えなかったんだ。でも、また気持ちは変わるかもしれないけど。
怖いね。ライブってそういうのも出ちゃうんだね。
フォズの場合、最近は見てなかったけれど、
彼らが『The Sound of Music』をリリースしたあたりから
彼らの苦悩というのがすごく感じて来ていて、
いつも
いつも
どうして彼らの音楽が広く聞かれないのかと
音楽ファンの1人として自問自答していた。
あのヒットメーカーのプロデューサーの亀田氏を
もってきても、ヒットしたとは決していえない結果で。
亀田氏は亀田氏ですごい人だと思っている。
それで嫌いになったわけじゃないけれど、
そのミュージシャンにはそのミュージシャンにあった
プロデューサーがいるんだと思う。
意外な人が案外、その潜在的魅力をひっぱり出せるのかもしれない。
今の音楽業界でヒットチャートの上位にいる音楽って
本でいうならいわゆる携帯小説みたいな音楽ばかり。
でも私の好きなNICO touches the Wallsなら
伊坂幸太郎や重松清の小説みたいに幅広い読者層に
聞かれる音楽をやっていて、それはそれで
すごいと思う。
細美さんの音楽は村上春樹の小説のようにすごく深くいろんな
解釈があるのに多くの人に受け入れられる。
ならフォズは
フォズはある意味純文学のような立場にある。
最近、三島由紀夫なんて日本の若者で愛読している人ってどれくらいいるんだろう?
あるいは今純文学といえばそれにちかい小説を書いている島田雅彦氏は毎回
ベストセラー作家として店頭で宣伝されているだろうか?
私はフォズはそういう立場にあるバンドだと思うんだ。
読めば読む程、もう離れられなくなる毒性がある本ように
聞けば聞く程、離れられなくなる毒性のある音楽。
彼らの音楽には実は毒がある。
その毒に気付いたのは実は最近だ。
10代前半の子に音楽を聞かせようとセレクトしてた時に
絶対にジャニーズやAKB48のような携帯音楽を聞かせたくなくて
自分が好きな音楽からセレクトしようとした。
そうしたら、RadwimpsやBump of Chickenはすんなり入れられる。
次にELLEGARDENもOK。NICOもアニメに使われた曲はOK。
で意外とロックテイストが大人な感じのアブストの曲も受け入れられるんだ。
ところが、フォズの曲は難しいんだ。10代前半の子どもに聞かせるのに
高度すぎるというのか。頭がいい音楽というか。
もちろん、10代前半でもフォズを好きになってくれる子もいる。
でも、多数に受け入れやすいという点では難しい。
ただ、10代でフォズを好きということは絶対に音楽を真底好きになると思う。
あるいはミュージシャンになる子が多いと思う。
彼らの音楽を好きになる条件っていうのがあるとすれば
音楽バカ。
そう音楽がほんとうに空気吸うぐらい毎日そばにある人こそ
フォズに惹かれると思うんだ。
だから、フォズのファンの音楽好きレベルはかなり高いと思う。
他のバンドのファンとフォズのファンでもし
「音楽楽曲実力テスト」なるものがあるとしたら
フォズのファンはおそらく上位に入ってくるだろう。
音楽に関しては勉強熱心な人が多いんだ。
越川さんがどうして脱退するのかは
彼のHPでの言葉で知るしかないけれど
彼がフォズにとって大事な存在であったのは確かなことで
彼のキャラクターがどれだけバンドをなごませて
ファンをなごませて、ある意味毒を緩和していたか。
なんだか、いつも一生懸命さがあふれていて
ライブのたびに彼をみているとドキドキしちゃうんだけれど
フォズの他の3人が彼によって癒されている感じがあった。
彼がいなくなって、次にどんなドラマーが来るのかわからないけれど
きっと、渡曾さんも今すごく辛い気持ちだろうけれど
さらにフォズが飛躍できるようにパワーをもってきてくれる
ドラマーが見つかることを祈るばかり。
今更だけれど本当にドラムのポジションというのは大事で
あのGLAYが今までの歴史を作れて来たのも
あのずっとサポートしてきた永井さんの力が
かなり大きいと私は密かに思っている。
レッド・ツェッペリンも
the Whoも
ドラマーの死がどれだけその後に影響を
与えたかわかるように
どの世界でも
ロックバンドにおいては
ドラムが大黒柱なんだ。
そこがしっかりしてないバンドは
長続きしない。
すごいと思うのは
イギリスのヘヴィメタバンドのデフ・レパードの
ドラマーのリック・アレンは事故で片腕を無くしても
まだドラマーとしてロックを打ち続けている。
それは彼がこのバンドの大事な柱であり
メンバーも最初は片腕でドラムなんて叩けるのかと
思ったけれど、リックの並ならぬ努力する姿を
見て待ち続けて、そしてデフ・レパードをいまだに
ひっぱっていっている。
♪「変わらぬ日常」なんてどこにも無いよ
俺の音楽、俺の音楽 今を照らすぞ
(「音楽」 by FoZZtone )
そうだよね。
毎日変わっていくんだよね。
その中で
流されずに
自分の音楽をこれからもフォズには鳴らし続けてほしいし
脱退してしまうけれど越川さんもこれから自分の人生を
こんなに素晴らしいフォズのメンバーであったという誇りとともに
自分の叩いた楽曲とともに力強く歩んで行ってほしいです。
私には今の4人が最初の出会った4人だから
これから一生この4人でのライブを忘れることはありません。
そして、越川さんの叩くドラムが入っているアルバムも
一生聞き続けて、そのたびに越川さんのことも
思うし、忘れることはありません。
素敵な笑顔と
一生懸命のひたむきなドラミング
ありがとうございます。