HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Dot of the Galaxy Tour at 京都MUSE

2010年07月27日 | 邦楽
最近、頭の中が混沌としていて
でも、とてつもなく音楽を身体が要求していて
やっとやっと仕事に晴れ間が見えたときに
チケットぴあで見つけたライブ。

それがknotlampのライブだった。

まだチケットがあると知り、急いで取ったんだけど
京都でknotlampが見れるなんて考えてなかったから
すごくうれしかった。

もちろん昨日7月26日は月曜日で
仕事はふつうに8時半からスタートしてあったわけだけど
熱中症になったらだめだぞと自分にいい聞かせながら
とてつもなく暑い室内に汗だくになりながらいた。
「ライブ前の暑さの練習さ」と思い込もうとしたけど
実際はライブ会場の方が涼しかったけどね。
当たり前だよね。エアコン入ってるものね。

久しぶりのライブとなると
なんだかドキドキしすぎて
体調悪くなりそうなぐらいで(ってそりゃあ職場の問題でしょ!)
とにかく、緊張すらしてしまってた。(ちょっと情けない)

knotlampに加えて、対バンがジンやtribal chairという名も知れたバンド
だから、さぞ通りまで人が並んでいることだろうと思いきや

え?っていうぐらいのさわやかさ。

改めて思った。

京都はロック不毛地帯だ。

妙な環境音楽もどきやら
フォーク調の音楽はよく京都から出てくるけど
ロックってそう出てこないものね。
特にヘヴィメタ系は聞いたことないもの。

10-FEETとくるりしか誇れるロックバンドないのかな?

その日LABRETというどうやら地元らしいバンドも出たんだけど
こういうバンドにもっと頑張ってほしいと思った。

このメンバーを始め、ジンもtribal chairのメンバーも
開場前にふつうに出歩いてたりしてたね。


めちゃギュウギュウを想定していた私は
このフェイントに戸惑いつつも
もしかしてこんな近くでknotlampを見れるチャンスなんて
そうないんじゃないかとそれをラッキーと考えることにした。

本当のところはやっぱり彼らはギュウギュウの会場が
似合うバンドだとは思うんだけどね。

ある意味京都は穴場かもしれない。

以前

「世界の終わり」だって
「DETROX」だって

関東地方や大阪じゃあ考えられないぐらい側で見れたしね。

LABRETというバンドがどういう音楽に影響を受けたのか
全く知らないけれど、ギターのインストの部分にエルレの
音があったりして、やっぱりエルレが好きだったのかな?って
感じた。歌は英語詩だったけれど、発音はよくわかんなかった。
きれいなグリーンのベースが素敵だった。

彼らのファンは結構いてて、すごく暴れている人たちもいた。
まるでネズミ花火みたいにくるくるどこに飛んでいくか
わかんないくらいの踊り方暴れ方してたね。
可愛さのある若者達って感じだったけど。

ジンはスカパーとかで彼らのPV見た当時の印象で
ステージに出てくるのを待ってたら、ボーカルの彼女が
ぜんぜんイメージが変わってて、ある意味、個性がなくなった
感じがした。もちろん、きれいな大人の女性になっているんだけど
あのボーイッシュなイメージがジンっていう感じだった。
ただ、素足で歌うのは変わってなかった。
ギターとかの演奏はやっぱりプロだったけれど

曲は全然知らない曲ばかりだった。
(ってもともと知らないけど)


次に出て来たtribal chairという名前は
ロッキンオンジャパンとかで見たりして知ってたけれど
まさかのラウド系バンドだとは驚いた。

ボーカルさんはとっても端正な男前さんで、見た感じ歌ものロックでも
やるのかな~たとえば、cinema staffとかその辺り系かと勝手に思ってたら
リンキンパーク?って感じで予想外だった。

5人編成っていうのも最近は新鮮。
昔ならSIAM SHADE
今はレヴはいないけどAvenged Sevenfold

ロンゲの見た目メタリカ風のギターさんはそのものだけれど
もう1人のギターさんもゴリゴリのヘヴィメタスタイルで
(外見は違うのに)ギターをかき鳴らしてました。

久しぶりにヘドバンやれるバンドと会ったって感じ。
もちろん、私はヘドバンもどきしかしませんが。
(真剣にしたら、ぶっ倒れると思ったので)

ただ、もう少し歌声がギターにかき消されなければよかったなぁ~。


で、いよいよknotlamp登場。

そういえば、今回のBGMってjimmy eat worldだった?

好きなのかな?


さて、ギュウギュウじゃない会場なのでモッシュとかダイブとか
どうなんだろうと思ったら、隙間ある中でおそるべき男女集団が
まるでアクロバット劇団のように男性が女性を肩車して
それも4、5組いっせいに女性をダイブさせるところから
始めるという技をやってみせた。

KEIT氏は「怪我するなよ。こんなところでするか。」みたいに
言ってましたが、それがもうチームになっているので
ぐちゃぐちゃみたいなんだけど、息が合ってて、見事に
集団でダイブしまくってた。男女ともに。

しかも、私は少し離れていたからかもしれないけど
あまり周囲には迷惑にならないようにしてたように
感じた。

これほどこじんまりした中で大胆なダイブを
アクロバット式にやってみた彼らには
ちょっと好感持ったかな?

さて、新曲を織り交ぜながら、
すべていい曲ばかり。

セットリストは
ツアー中だから書かないとしても

Last trainをしてくれたのは書いていいよね?

これは絶対に生で聴きたいと思ってたから
最高だった。

英語版か日本語版かと
思ったら

日本語版だったけれど
ほんとうにうれしかった。


あと、アンコールのときに
「innocent days」をやってくれて
それも幸せだった。

だって、この曲で彼らと出会って好きになったんだもの。

KEIT氏の歌声はすごく好きだ。
あと、TETSUNARI氏のひたむきにギターを弾き続ける姿が
じわ~っときた。TOHRU氏のベースもかっこよかった。
AKIHIKO氏はほんとうにコボちゃんに見えた(笑)


どこかKEIT氏のMCは細美くんを彷彿させるけれど
曲もどこかエルレを彷彿するけれども

よくエルレの後継者とかで出て来ているいろんなバンドの中で
唯一、私が他の後継者といわれるバンドと違うと思うバンドがknotlampだ。

彼らは彼らだってライブ見て改めて思った。
彼らには芯があるというか、しっかりした根っこがあるというか。

今回のツアーは本当は新譜がリリースされているはずだったのが
延期になって出る前に始まったことについて
「アーティスト側の勝手な延期で」と
それをすごく申し訳ないとKEIT氏は言ってたけれど、
ファン側としてはそれくらいこだわって
納得いくまで頑張ってくれたんだと
多少遅れても待ってるからって
思うんだよね。

伝わっているからknotlampの気持ちは。

最後はドラムをKEIT氏がたたき、
AKIHIKO氏がギターボーカルで終わるという
グダグダながらも

リンゼイケンプカンパニーの映画「真夏の夜の夢」
の芝居のようなお笑いで終わる感じが結構よかった。

CDの全曲終わったあとにしばらく長いブランクがあって
そこにおまけの音源が入っているみたいな。
おまけの会話が入っているみたいな。

そんな楽しさがあった。


ライブ終了後は久しぶりに汗だくになったけれど
なんだか幸せな気持ちになれた。

またロック不毛の地に懲りずに来て欲しいな。


加えて、母方祖母が福岡にいて、私が生まれた産院も
福岡なんだけれど、

KEIT氏が使ってた「~やけん」っていう
言葉が懐かしかった。
おばあちゃんが使ってた言葉だ。









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