HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

RADIO CRAZY 2012(2日目30日日曜日)パート3 BOOM BOOM SATELLITES編(修正版)

2013年02月09日 | 邦楽
前回よりちょっと間があいたし、
また年末からもかなり経って、2月もだいぶ過ぎてしまってて
記憶もかなりあいまいにはなっているけれども
あのライブのインパクトはかなり強くてまだそのシーンが熱くよみがえります。

Radio Crazyの2日目の3番目に見たのがBOOM BOOM SATELLITESのステージでした。
彼らのことはもう10年以上前から知っているけれど、なかなかライブを見るチャンスは
ありませんでした。今auのCMで流れているダフトパンクや電気グルーヴなどの曲が結構流れている時代に
ブンブンの曲も聴いていて、心惹かれるものはあったものの、なぜか映像と切り離してあまり
考えられなかったのです。映像に生命を与えるミュージックっていうのを勝手に自分で思っていました。
ケミカルブラーズとかもどうしても映像がまず浮かんでしまうバンドだし。
「Let Forever Be」(映像はミッシェル・ゴンドリー)なんて映像と音楽でひとつって感じですよね。





テクノとかエレクトロとか電子音楽の世界は決して嫌いじゃないし、
むしろ興味があったのですが、どっぷりはまることはなく、なんというのか
たまに食べるフランス料理のような存在でした。
おいしいけれど毎日は食べれないという感じの。


でも、以前にブログで書きましたが、
細美氏との対談で彼らの生身の姿が初めて見れた感じが
私に今までと違う印象をもたらしました

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/62088e3b86fef2b158f07b3823e22ccd


この時の対談の3週間後ぐらいに震災があったのですが、
これによって細美さんや中野さんや川島さんの新たな葛藤と新たな音楽へのアプローチも
始まったのではないかと私の個人的な感覚ではありますが感じました。
特に生きることへの前向きな姿勢をこれを境目に彼らの3人とも、
特に細美さんと川島さんは対談で生きるのが辛いと言ってたのが
ふっとんだそんな気がしました。

生きること

そのための音楽

私には彼らの音楽がそれ以降
生命力に特に溢れている気がします。

そして、初めてのステージ。

思い描いていた以上にアグレッシブで
迫力があって、ライティングの美しさ
ステージ上での彼らのかっこよさ。

そしてドラムのYOKOさんのど迫力!

ホワイトストライプスのメグに
匹敵する感じでした。

川島さんが歌う「へルター・スケルター」が
ほんとしびれるほどかっこよかったです。

へルター・スケルターって結構ロックミュージシャンが
カバーする曲ですが、このブンブンのカバーは
ほんとブンブンに染め変えられていて、
壮大な広がりをもってパノラマ状に広がって行き
ほんと体が宙を浮いてしまうような感覚になりました。

トランスするというのはこういうことかと。
音楽でトランスできるってすごいことですよね。
とても健全だと思うのです。

<セットリスト>

KICK IT OUT
HELTER SKELTER
ANOTHER PERFECT DAY
Moment I count
MORNING AFTER
DRESS LIKE AN ANGEL

新作からかなり前のまでいろいろやってくれた気がします。

このステージを見れて本当によかったと思います。

このステージをきっとこのあとが出番であった細美さんも
きっと見てたのでしょうね。

そして、このときはまったく知らなかったし
元気そうだった川島さんでしたが、

今年早々にご病気について発表されてツアーも中止になりました。
RADIO CRAZYのときはすでにご本人はそのことをご存知で
その中で歌って演奏されていたわけで
だからこそ、余計にあのステージが生命力に溢れていたのかなとも思います。

この日のRADIO CRAZY後の川島さんのツイッターで
「細美くんにいっしょにコーチェラに行こうと言われたのがすごくうれしかった。」と
つぶやかれていたのが、すごく印象に残っていたのですが、
こういう意味もあったのですね。細美さんはきっと川島さんとすごく心を
通わせていらっしゃるんだと思います。
是非ともいっしょにコーチェラに行ってください。
見る側でもいいけれど、いっしょに出演されたらいいなと思います。
そういうステージを私自身もお金と時間があれば是非見に行きたいです。

私の勝手な解釈ですが、あのUstでの対談が彼らを完全に結びつけたそんな気がします。

川島さんは手術をされて、入院されていましたが、つい最近退院されました。
ほんとうによかったです。ご退院おめでとうございます!

彼のツイッターから彼の日々元気になられている感覚が伝わってきて
うれしいです。手術をされる前の不安ももちろん感じましたが
手術後に目覚めて、そしてつぶやかれた言葉たちが
ほんとうに涙が出る程、美しくて
「ほんとうにあなたがこの世に生きていて下さることを神様に感謝します。」と
心でつぶやきました。
彼が語った言葉の中には音楽がいっぱいで、音楽を愛している人の言葉に
他ならなかったのです。


今はゆっくりと治療されて、またあの素晴らしいステージを
見せてくれる日を私たちはおいしいものはあとで食べる!って
いう感じで、じっくり待っています。

今川島さんがはまっていられるのかチョコボールで
キョロちゃんの「オモチャの缶づめ」
をもらうために銀と金のエンゼルを集めているという話。
銀が何枚か集まっているようですが、お見舞いに来られる方が
みんなチョコボールをもってくるというエピソードも
微笑ましいですね。

実のところほんと遠い遠い昔の話なのですが
私はまだ幼少の頃に一度だけおもちゃの缶づめを
もらったことがあります。

でも、母親は今の時代の母親みたいに
子どものなんでもを写真に撮るような人でもなく
下にいた妹の面倒で大変だったために
ただ「はい」って与えられただけで
証拠写真は残っていません(涙)
携帯も無い時代ですから。

ゆえに中身がなんだったのかすっかり忘れてます。
あまりにも子ども過ぎました。
ただ、その缶を開けた部屋のふすまだったり場所だったり
開ける瞬間だったりは覚えているのですよね。
よっぽどのテンションだったのでしょう。

そして、当時は本当に缶づめだったのです。

あ~年がバレそうですね(笑)


また川島さんのあのステージが見れる日まで
チョコボールを私も食べ続けてまた
おもちゃの缶づめを当てようかと現在企てています。

って余計に太る危険はありますが。

ステージに戻って来た川島さんのところに
特別ゲストでキョロちゃんが来たりしたら
とちょっと妄想に入ってしまいました。

いっそ、でっかいおもちゃのかんずめを作って
そこから飛び出すブンブンサテライツとか
森永製菓と提携してブンブンチョコを製作してもらって
そこのくちばしに川島さんの顔が出て来たら
ブンブンの缶づめをもらえるとかあれば楽しいなとか。


......すいません。行き過ぎました。
ある意味願望です。

こんな私ですが、ブンブンサテライツのステージにノックアウトでした!
大好きです!






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