2013.6.15(土)雨ときどき曇り
なぜかKBSホールに行く日は雨降りだ。
でも、私が会場に行くときはいつも止んでいる。
だから傘の心配はしなくていいんだ。
京都でアジカンを見れるなんて
大げさかもしれないけれど夢みたいだ。
ASIAN KANG-FU GENERATIONの主催のナノムゲンフェスが
今年は彼らの大きなツアーがあるので少し小分けにした形で
地方を回るナノムゲンサーキットという形を取ったよう。
でも、おかげで地方在住者はこのナノムゲンに参加できるチャンスを
得たというわけだ。
海外からのアーティストをちょっと期待したけれど
この日は日本のバンドばかりだった。
the chef cooks me
Phono Tones
Turntable Films
というバンドが対バンとして登場。
どのバンドもゴッチが多くの人たちに紹介したいと
思っているバンドということだった。
Phono Tonesはキヨシさんのバンドで
Dr.DOWNERのメンバーもいるし
the chef cooks meのsimoryoさんは
アジカンのサポートキーボードとしていっしょにツアー回ってるし
ゴッチはこれらのバンドのアルバムのプロデュースもしてるし
言ってみればファミリーなイベントかと。
京都ということでTurntable Filmsという京都出身のバンドも
登場した。
私の個人的な音楽嗜好においてはこのTurntable Filmsが
一番はまる感じがした。
アークティックモンキーズっぽい感じで。
チーフクックスは大所帯のビッグバンド風というのか
サックスとかいろんな楽器奏者も加わってて
女性コーラスもあってカラフルなイメージだった。
たとえば大きな広場で演奏しているイメージ。
外国の広場とかでそういう結構しっかりしたビッグバンドが
演奏しているのを見たことがあるけれど、そういうのが
似合いそうな感じだった。
ゴッチはこういうのを聞いていると「音楽だ!」って
気になるんだって。
それを聞いて思ったんだけれどゴッチは
中学時代に聞く吹奏楽部の演奏とか
合唱コンとかに結構懐かしさを持っているんだろうなって。
誤解ないようにいうけれど、チーフクックがそうっていうのでは
ないからね。もちろんすごい大人な感じだから。
こういう音楽を好む感じってどこか
くるりの岸田さんと音楽的嗜好が似ている気がする。
正直言わせてもらうと
私はこのあたりはあまりピンと来ない方。
きっと心が美しくないんだと思う。
って言ったら私の好きなバンドが心が濁っているっていうわけじゃないよ。
チーフクックを見てたら心はやさぐれないし、なんかさわやかだし
暗いホールでも明るい戸外にいるような気分にさせてくれる。
周囲には小鳥のさえずりが聴こえそうな
子どもからお年寄りまで楽しめそうな
そんな音楽でとてもハッピーなサウンドだとすっごくわかる。
でも、ドロドロ日々を「なんだよ!こいつ!」ってむかつくな~って
言うような思いを抱えてたりする人間にとっては
ドロドロから押し出してくれて、吐き出させてくれるような
音楽の方がはまるんだよね。
美し過ぎてドロドロの心を素通りしていく感じ。
美しい絵はがきより錆び付いたドラム缶の転がる
閉園となった遊園地の悲しい風景写真の方が
胸の奥が熱くなるっていう感じの私だから。
でも、チーフクックがいいバンドであるのは間違いない。
フォノトーンズはインストバンドだったけれど
心に響いた。
でTurntable Filmsは英語詩で全部確か歌ってたと
思うんだけれど、日本人が英語詩を歌うと
細美さんならとても美しくてうっとりできるけれど
だいたいはクセのあるのが多くて、好き嫌いが
はっきりしちゃうのだけれど、このバンドは
好きな感じだった。
また聞きたいなって思わせてくれる感じ。
京都だからチャンスはいっぱいあるよね。
そういえばアジカンと出会ってなかったら
細美さんとも出会ってなかったなと思うと
ゴッチはほんと凄い人だなって。
しっかりと才能のある人を見つける能力に
たけているというか。
岩崎愛ちゃんだってそう。
彼女ってほんと今の日本の女性シンガーにはあまりいない
アメリカのリンダロンシュタット的なポップなカントリーシンガーっぽい
感じがあって、声が素晴しいんだよね。そんな彼女を彼は発見したんだ。
私はセカイイチの岩崎慧さんルートで彼女を知ったけれど。
そして、アジカンの時間が来た時はほんとドキドキわくわく。
去年末にRADIO CRAZYで彼らのステージを見て
それについてライブの感想を書くといいつつ
いまだに書いてなかったけれど、あの日は
the HIATUSのあとで、ゴッチが細美くんの言葉を受けて
「ほんと、今の日本はパーティが必要なんだと思う。」
って言ってたのを思い出すのがこのナノムゲンサーキットでの
ライブだった。
いっしょにやったバンドたちを見ていても
彼らを見ていてもKBSホールで大きなパーティをやっているような
楽しさが溢れていた。みんな好きなように体を動かして踊るんだ。
モッシュダイブは後方から見てたのでわからなかったけれど
それよりダンスしている人の方が多かったんじゃないかな?
セットリストはきっとまだ出してはいけないと思うけれど
これだけはいいかな?
「ループ&ループ」と「君という花」はやってくれた。
彼らは10周年ということだけれど
私はその初期に特に彼らに思い入れがあるので
昔の曲をやってくれるとテンションがかなりあがった。
もちろん最近の曲も素敵なんだけれど
あの時代の泥臭さというのか、ややつっぱり気味なところとか
未来がまだ見通せてない不安とかがすごく曲に反映されていて
それが心の奥にぐっと触れた。
ゴッチは今はいろんな活動をしている。
それを批判する人もいれば共鳴する人もいる。
私はゴッチが好きだからすべてに共鳴するっていうわけじゃないけれど
しっかりとしたポリシーとかぶれない行動をする彼をリスペクトしている。
彼はこのナノムゲンフェスをやろうと思ったのは自分がいいと思う音楽を
より多くの人に知ってもらいたいということで、日本ではとかく
マイナーになりがちな洋楽のバンドを呼んでフェスを開催した。
最初は洋楽ファンからは批判され、邦楽ファンからは誰?って感じだったようだけど
今ではナノムゲンフェスで洋楽を好きになって、そこから卒業してフジロックや
サマソニにみんな行ってしまって、結局ナノムゲンフェスにはいつも洋楽初心者が
多く集まるけれど、それでいいんだと思っているらしい。
ナノムゲンで1つでも多く好きなバンドを増やしてくれたら彼は幸せなんだね。
彼は言った。
「別にアジアンカンフージェネレーションだけを好きだと思ってくれなくていい。
音楽というものを好きになってくれて、その中でアジカンもいいなって思ってくれたら
それで幸せです。」(このとおりではないですよ。言われた言葉は。こんな感じという)
私はミュージシャンからこの言葉を聞けてほんとうにうれしかった。
私はいつもいろいろなバンドの音楽を聴き、好きな音楽がいっぱいある。
でも、世の中には自分たちのバンドだけを好きでいてくれないといやだという
バンドもいるんじゃないか。またファンの中にもいろいろ他のバンドのライブに行くと
「なんだ、あの人あちこち行って。ファンじゃないじゃん」とかいう人がいて。
そういうのが息苦しくて、だからライブであまり「このバンドの熱烈なファンです!」
っていうような人とはかかわらないようにしてきた。
私としたら、どのバンドも同じぐらいに大好きで同じぐらいの熱さでファンのつもり
なんだけれど、それがどうも適当に思われる傾向があって。
だけどゴッチが言ってくれた「音楽というものが大好き」がまさに
私のそれで、ゴッチがなんだか応援してくれている気がした。
もう、どう思われようがとことん音楽バカを貫いて行く!って
そう思った瞬間だった。
この日、アンコールが始まるまでバンドの後方は幕がかかっていた。
しかし、アンコールになってその幕もあがり、見事なKBSホールの特徴でもある
ステンドグラスがあざやかにお目見えした。
そのステンドグラスとステージが一体化して、そのステンドグラスがまるで
アジカンのステージのために作られたかのような気がした。
ずっと前にthe HIATUSのthe afterglow tourの名古屋で
細美くんが「このホールは今日のこの日のために作られたんだ!」って言った言葉を
思い出した。
このKBSホールのステンドグラスはこの日のアジカンのステージのために
作られたんだ!って。やっとこの日をステンドグラスは迎えられて
ほんとうに幸せだったんじゃないだろうか。って
会場の外にはFLAKEレコードのdawaさんが来られてたようだけれど
会場出ると人の流れに押されて、たどり着けなかった。
私はゴッチのおかげでFLAKEレコードさんを知り、行ったこともある。
そして、そこでは99RADIO SERVICEのCDもプッシュされていて
すごくうれしかった。音楽雑誌でも紹介されてない海外の音楽も
知ることができて、そこで海外のCDも買ったりしている。
フレークさんのところのNOKIESはくるりとも
いっしょにやったりしてゴッチともつい最近やってる新進バンドだけれど
すでに北欧でツアーしてたりするんだよね。実はこのバンドの
ドラム君は身内の大学時代の同級生で音楽サークルで繋がってるんだ。
で、以前FoZZtoneとも対バンしたしね。
話がそれちゃったけれど
アジカンの音楽はやっぱりど真ん中に響くし、
演奏もやっぱり凄かった。
CDよりライブだ!ってやっぱり感じた。
KBSホールっていうのは奥行きはそれほど深くなくて横に広いホールなので
後ろの方でもしっかり顔が見えるんだ。だからほんと近くにアジカンを
感じられたし、音響もすごくいいホールだから音もよかった。
また来てくれたらいいのにな~。
あとここにthe HIATUSもまた来てほしいな。
前日は4時間以上もやってしまったらしく、終電に間に合わない人が
続出したそうで、この日はちょっと控えめだったそうだけれど
それでも18時半に始まって22時近くまでやってたんじゃないかな?
そうそうMCでゴッチがヨーロッパツアーが思いのほか好評で
お客さんがいっぱい入ってうれしかったみたいなことを
言ってました。
そういえば、アリスタのツアーでロンドンに行ってた
スコット・マーフィーがそれを知らなくて、現地で
会えなかったのをツイッターですごく悔しがってたね。
「君繋ぎファイブエム」というアルバムがあるけれど
その中の「君という花」は彼らの代表作のひとつであるけれど
思うに、ゴッチという人は「人と人を繋げて行く人」なんだなって。
私はゴッチによってエルレに繋げてもらって、あるいはテナーにも
繋げてもらって。
で、やっぱり好きなものが似ているんだなと思うのは
彼がナノムゲンに呼ぶ海外のバンドたちは私の特に好きな
バンドたちばっかりだということ。
ASHにしてもFEEDERにしても
洋楽の中でも特に大好きなバンドたちだから。
これからも彼によってどれだけいろいろなバンドに
繋げていってもらえるんだろう?
それがすっごく楽しみであり、
彼にはこれからも彼らしく音楽を続けてほしいと
思う。
10周年おめでとう!アジアンカンフージェネレーション様!
なぜかKBSホールに行く日は雨降りだ。
でも、私が会場に行くときはいつも止んでいる。
だから傘の心配はしなくていいんだ。
京都でアジカンを見れるなんて
大げさかもしれないけれど夢みたいだ。
ASIAN KANG-FU GENERATIONの主催のナノムゲンフェスが
今年は彼らの大きなツアーがあるので少し小分けにした形で
地方を回るナノムゲンサーキットという形を取ったよう。
でも、おかげで地方在住者はこのナノムゲンに参加できるチャンスを
得たというわけだ。
海外からのアーティストをちょっと期待したけれど
この日は日本のバンドばかりだった。
the chef cooks me
Phono Tones
Turntable Films
というバンドが対バンとして登場。
どのバンドもゴッチが多くの人たちに紹介したいと
思っているバンドということだった。
Phono Tonesはキヨシさんのバンドで
Dr.DOWNERのメンバーもいるし
the chef cooks meのsimoryoさんは
アジカンのサポートキーボードとしていっしょにツアー回ってるし
ゴッチはこれらのバンドのアルバムのプロデュースもしてるし
言ってみればファミリーなイベントかと。
京都ということでTurntable Filmsという京都出身のバンドも
登場した。
私の個人的な音楽嗜好においてはこのTurntable Filmsが
一番はまる感じがした。
アークティックモンキーズっぽい感じで。
チーフクックスは大所帯のビッグバンド風というのか
サックスとかいろんな楽器奏者も加わってて
女性コーラスもあってカラフルなイメージだった。
たとえば大きな広場で演奏しているイメージ。
外国の広場とかでそういう結構しっかりしたビッグバンドが
演奏しているのを見たことがあるけれど、そういうのが
似合いそうな感じだった。
ゴッチはこういうのを聞いていると「音楽だ!」って
気になるんだって。
それを聞いて思ったんだけれどゴッチは
中学時代に聞く吹奏楽部の演奏とか
合唱コンとかに結構懐かしさを持っているんだろうなって。
誤解ないようにいうけれど、チーフクックがそうっていうのでは
ないからね。もちろんすごい大人な感じだから。
こういう音楽を好む感じってどこか
くるりの岸田さんと音楽的嗜好が似ている気がする。
正直言わせてもらうと
私はこのあたりはあまりピンと来ない方。
きっと心が美しくないんだと思う。
って言ったら私の好きなバンドが心が濁っているっていうわけじゃないよ。
チーフクックを見てたら心はやさぐれないし、なんかさわやかだし
暗いホールでも明るい戸外にいるような気分にさせてくれる。
周囲には小鳥のさえずりが聴こえそうな
子どもからお年寄りまで楽しめそうな
そんな音楽でとてもハッピーなサウンドだとすっごくわかる。
でも、ドロドロ日々を「なんだよ!こいつ!」ってむかつくな~って
言うような思いを抱えてたりする人間にとっては
ドロドロから押し出してくれて、吐き出させてくれるような
音楽の方がはまるんだよね。
美し過ぎてドロドロの心を素通りしていく感じ。
美しい絵はがきより錆び付いたドラム缶の転がる
閉園となった遊園地の悲しい風景写真の方が
胸の奥が熱くなるっていう感じの私だから。
でも、チーフクックがいいバンドであるのは間違いない。
フォノトーンズはインストバンドだったけれど
心に響いた。
でTurntable Filmsは英語詩で全部確か歌ってたと
思うんだけれど、日本人が英語詩を歌うと
細美さんならとても美しくてうっとりできるけれど
だいたいはクセのあるのが多くて、好き嫌いが
はっきりしちゃうのだけれど、このバンドは
好きな感じだった。
また聞きたいなって思わせてくれる感じ。
京都だからチャンスはいっぱいあるよね。
そういえばアジカンと出会ってなかったら
細美さんとも出会ってなかったなと思うと
ゴッチはほんと凄い人だなって。
しっかりと才能のある人を見つける能力に
たけているというか。
岩崎愛ちゃんだってそう。
彼女ってほんと今の日本の女性シンガーにはあまりいない
アメリカのリンダロンシュタット的なポップなカントリーシンガーっぽい
感じがあって、声が素晴しいんだよね。そんな彼女を彼は発見したんだ。
私はセカイイチの岩崎慧さんルートで彼女を知ったけれど。
そして、アジカンの時間が来た時はほんとドキドキわくわく。
去年末にRADIO CRAZYで彼らのステージを見て
それについてライブの感想を書くといいつつ
いまだに書いてなかったけれど、あの日は
the HIATUSのあとで、ゴッチが細美くんの言葉を受けて
「ほんと、今の日本はパーティが必要なんだと思う。」
って言ってたのを思い出すのがこのナノムゲンサーキットでの
ライブだった。
いっしょにやったバンドたちを見ていても
彼らを見ていてもKBSホールで大きなパーティをやっているような
楽しさが溢れていた。みんな好きなように体を動かして踊るんだ。
モッシュダイブは後方から見てたのでわからなかったけれど
それよりダンスしている人の方が多かったんじゃないかな?
セットリストはきっとまだ出してはいけないと思うけれど
これだけはいいかな?
「ループ&ループ」と「君という花」はやってくれた。
彼らは10周年ということだけれど
私はその初期に特に彼らに思い入れがあるので
昔の曲をやってくれるとテンションがかなりあがった。
もちろん最近の曲も素敵なんだけれど
あの時代の泥臭さというのか、ややつっぱり気味なところとか
未来がまだ見通せてない不安とかがすごく曲に反映されていて
それが心の奥にぐっと触れた。
ゴッチは今はいろんな活動をしている。
それを批判する人もいれば共鳴する人もいる。
私はゴッチが好きだからすべてに共鳴するっていうわけじゃないけれど
しっかりとしたポリシーとかぶれない行動をする彼をリスペクトしている。
彼はこのナノムゲンフェスをやろうと思ったのは自分がいいと思う音楽を
より多くの人に知ってもらいたいということで、日本ではとかく
マイナーになりがちな洋楽のバンドを呼んでフェスを開催した。
最初は洋楽ファンからは批判され、邦楽ファンからは誰?って感じだったようだけど
今ではナノムゲンフェスで洋楽を好きになって、そこから卒業してフジロックや
サマソニにみんな行ってしまって、結局ナノムゲンフェスにはいつも洋楽初心者が
多く集まるけれど、それでいいんだと思っているらしい。
ナノムゲンで1つでも多く好きなバンドを増やしてくれたら彼は幸せなんだね。
彼は言った。
「別にアジアンカンフージェネレーションだけを好きだと思ってくれなくていい。
音楽というものを好きになってくれて、その中でアジカンもいいなって思ってくれたら
それで幸せです。」(このとおりではないですよ。言われた言葉は。こんな感じという)
私はミュージシャンからこの言葉を聞けてほんとうにうれしかった。
私はいつもいろいろなバンドの音楽を聴き、好きな音楽がいっぱいある。
でも、世の中には自分たちのバンドだけを好きでいてくれないといやだという
バンドもいるんじゃないか。またファンの中にもいろいろ他のバンドのライブに行くと
「なんだ、あの人あちこち行って。ファンじゃないじゃん」とかいう人がいて。
そういうのが息苦しくて、だからライブであまり「このバンドの熱烈なファンです!」
っていうような人とはかかわらないようにしてきた。
私としたら、どのバンドも同じぐらいに大好きで同じぐらいの熱さでファンのつもり
なんだけれど、それがどうも適当に思われる傾向があって。
だけどゴッチが言ってくれた「音楽というものが大好き」がまさに
私のそれで、ゴッチがなんだか応援してくれている気がした。
もう、どう思われようがとことん音楽バカを貫いて行く!って
そう思った瞬間だった。
この日、アンコールが始まるまでバンドの後方は幕がかかっていた。
しかし、アンコールになってその幕もあがり、見事なKBSホールの特徴でもある
ステンドグラスがあざやかにお目見えした。
そのステンドグラスとステージが一体化して、そのステンドグラスがまるで
アジカンのステージのために作られたかのような気がした。
ずっと前にthe HIATUSのthe afterglow tourの名古屋で
細美くんが「このホールは今日のこの日のために作られたんだ!」って言った言葉を
思い出した。
このKBSホールのステンドグラスはこの日のアジカンのステージのために
作られたんだ!って。やっとこの日をステンドグラスは迎えられて
ほんとうに幸せだったんじゃないだろうか。って
会場の外にはFLAKEレコードのdawaさんが来られてたようだけれど
会場出ると人の流れに押されて、たどり着けなかった。
私はゴッチのおかげでFLAKEレコードさんを知り、行ったこともある。
そして、そこでは99RADIO SERVICEのCDもプッシュされていて
すごくうれしかった。音楽雑誌でも紹介されてない海外の音楽も
知ることができて、そこで海外のCDも買ったりしている。
フレークさんのところのNOKIESはくるりとも
いっしょにやったりしてゴッチともつい最近やってる新進バンドだけれど
すでに北欧でツアーしてたりするんだよね。実はこのバンドの
ドラム君は身内の大学時代の同級生で音楽サークルで繋がってるんだ。
で、以前FoZZtoneとも対バンしたしね。
話がそれちゃったけれど
アジカンの音楽はやっぱりど真ん中に響くし、
演奏もやっぱり凄かった。
CDよりライブだ!ってやっぱり感じた。
KBSホールっていうのは奥行きはそれほど深くなくて横に広いホールなので
後ろの方でもしっかり顔が見えるんだ。だからほんと近くにアジカンを
感じられたし、音響もすごくいいホールだから音もよかった。
また来てくれたらいいのにな~。
あとここにthe HIATUSもまた来てほしいな。
前日は4時間以上もやってしまったらしく、終電に間に合わない人が
続出したそうで、この日はちょっと控えめだったそうだけれど
それでも18時半に始まって22時近くまでやってたんじゃないかな?
そうそうMCでゴッチがヨーロッパツアーが思いのほか好評で
お客さんがいっぱい入ってうれしかったみたいなことを
言ってました。
そういえば、アリスタのツアーでロンドンに行ってた
スコット・マーフィーがそれを知らなくて、現地で
会えなかったのをツイッターですごく悔しがってたね。
「君繋ぎファイブエム」というアルバムがあるけれど
その中の「君という花」は彼らの代表作のひとつであるけれど
思うに、ゴッチという人は「人と人を繋げて行く人」なんだなって。
私はゴッチによってエルレに繋げてもらって、あるいはテナーにも
繋げてもらって。
で、やっぱり好きなものが似ているんだなと思うのは
彼がナノムゲンに呼ぶ海外のバンドたちは私の特に好きな
バンドたちばっかりだということ。
ASHにしてもFEEDERにしても
洋楽の中でも特に大好きなバンドたちだから。
これからも彼によってどれだけいろいろなバンドに
繋げていってもらえるんだろう?
それがすっごく楽しみであり、
彼にはこれからも彼らしく音楽を続けてほしいと
思う。
10周年おめでとう!アジアンカンフージェネレーション様!
何という偶然、私もこのナノムゲンサーキット(しかも土曜日)を観に行っておりました。
友人と「きっとこの中に誰かは知り合いがいるよなー」と話していたのですが、FB17さんがいらしたとは!あわよくばお話でもしたかったです。(ご迷惑でしょうが笑)
そして相変わらず素敵な文章に脱帽です。
まさしく音楽への愛が伝わってきます。
ちなみにthe chef cooks meはピースフルな音楽にフワ~とした気持ちになりますが、FB17さんと同じくド真ん中ではありませんでした。きっと僕も心がドロドロです(笑)
ゴッチが言うところの“トンズ”は正直期待はしていなかったですが、カッコ良かったですねー!ネガティブな意味ではなく、黙々と音楽をこなしているのがクールでした。謎のベーシスト、演奏もうまかったです。
Turntable Filmsはビートルズを彷彿するようなツインボーカル、音も好みです。早速発売ホヤホヤのライブCDを買いました。昨年のナノムゲンにFountains of Wayneを招いていたゴッチの好みがモロに出た感じがします。そしてゴッチの心を垣間見えることができたようでちょっと嬉しかったりも。
あああ、長くなりすぎてしまいました。
自分のライブレポを書いたような格好になってしまい申し訳ないです・・・。
お互い楽しい一時を過ごせて何よりでした★
同じ空間にいらっしゃったんですね!
同じような感覚で好きな音楽がやっぱり似ているのかなって、コメントから思いました。
Turntable Filmsはくるりのイベントにも出る(出た?)らしいです。凄いですね。
あの温度や雰囲気をいっしょに共有できてほんとうれしいです。
またどこかでお会いできるかもしれませんね。
って案外隣同士で見てたりして(笑)
あと、バックパッカーの旅行記楽しみにしてます。
まるで細美さんのようですね(笑)
私も昔バックパッカーしましたが、イギリスとかなのである意味ふつうというか。
もっとワイルドな場所じゃないと、ね。