HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

去年の夏はまだ知らなくて

2009年09月03日 | JET LILY STAR
かなり前に一度Jet Lily Starのプロデューサーの片岡大志さんについて書いたことがある。
でも、そのときは正直、プロデューサーという方で、兄先生と呼ばれて、たまにヒデトさんの
ブログに登場する人物だということしか知らなかった。もちろん矢井田瞳の育ての親っていうのは
知っていたけれど、彼がどういう人物で今何歳で、どのような人生を今まで歩んでこられた方なのか
もまったく知らなかった。

ただ、もともと音楽が先にありきな私なので、たとえば細美くんにしても彼の生い立ちとか
どうやってエルレができたとか、どこ出身とかもかなり後になってから少し知ったぐらいで、
誕生日や年齢なんかもおそらく休止前か後かそのぐらいに知ったんじゃないかな?
それぐらい、うっかりすると作り手がどういう人か知らずに、自分の勝手な解釈のみで
音楽を聴いていることもある。ただ、歌詞からその人の人物像というのは浮き上がってくるので
彼の生い立ちは知らなくても、彼の心はどういうことに揺れ動くのかとか
どういうことで悩むのかとか、どういう恋をしてきたのとかは
感じることができて、その中でその作り手を好きになっていくわけだ。

そんな私なので、中学生や高校生の頃は別にしても
今はどんな人なのかなぁ~って思いつつも、それをどうにか知ろうとする
パワーはなくて、それよりもっと音楽を聴きたいという方へ向く。

しかしながら、大志さんの音楽を聴くチャンスはなくて
時は流れて行った。

ところがあることがきっかけで
少しずつ大志さんのことを知るようになった。
もちろん、まだほんのわずかなピースだろう。

でも、それが自然な流れの中でだったので
そういうタイミングというものが
やっぱり人生には用意されているんだろうなって
思った。


こちらの日記の思いもかけないところから
それは繋がっていった。


そして、自然と少しずつ彼の音楽を
聴けるチャンスがめぐってきて

この間、京都のα-ステーションの中嶋ユキノさんの番組で
大志さんの曲を彼女のカバーも含めて何曲か聴く事ができた。

その中に「Sitting Alone」という曲があった。
とても、素敵な曲で心に滲み渡った。
ライブ演奏の収録なので、そのギターのきゅきゅという音も
聴こえて、余計に心の奥の感情の泉を揺らした。

全体的に素敵な詩なんだけれども
その中のあるフレーズが特に響いて
そこから、ある曲を思い出した。

Jet Lily Starの「PARADE」だ。

そうだったんだ。
アンサーソングだったんだ。

もしかして、と思って
過去のヒデトさんの日記を見たら
そこに書いてあった。
そのときはまだきっと大志さんは
文字上の人物であって、
聴いたことのない曲だったから

「そうなんだ」という確証が
得られてなくて、時を進めてしまったんだろう。


でも、今ははっきりわかる。
しっかり、その曲を聴いて。

そこから繋がる歌同士の赤い糸が。

そう、都会のパノラマの世界で

誰もが共通の思いを今夜も抱いて


有効期限の切れた今夜でも
まだまだ大丈夫かもと
私はこうして思いを綴っている。










コメント (2)
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