梅雨明け以来、およそ3週間も続いた真夏日に、時折 食べたのが「アイスもなか」でした。
食べたのは、車で 出かけたときが多く、バニラ系や 抹茶系に 板チョコが芯(中心)に入ったもの などでした。 コンビニやショッピングセンターの駐車場で、いただくのです。
そんな中で、美味しくて、包み袋を 家まで持ち帰ったのが…
「五郎島金時 焼いもアイス」です。
最中の皮が、焼き芋風。 食べる直前、車内で撮りました。
田舎の近く、金沢市の野菜生産地で「五郎島」という地域が在ります。 そこで栽培されるのが「五郎島金時」です。 サツマイモですが、加賀伝統野菜として知られ、味も風味も格別です。
この芋を原料にした「アイスもなか」で、焼き芋 風味なのです。 一昨年あたりから売られていて、これまで数回は 食べていました。 でも、今年は なかなか出会えず、8月も中旬になって、コンビニで買えたのでした。
今度 出かけたら、また、お店のアイス・ストッカーを探してみます。
特派員が、生まれて初めて「アイスもなか」を食べたのは、小学校の高学年 頃でした。 雑貨屋さんの店先に、四角いポット状の保冷容器が置かれ、上の蓋を開けると、アイスもなか や アイスバー、紙コップ入りのアイスクリーム、などが 入っていました。
容器の大きさは…、高さが1mほどで、上面が 50㎝ 四方くらいは あったように思います。 とにかく、小さい物でした。
初めの頃は、丸くて分厚い蓋が、上の面に はめ込んであり、冷やすための「ドライアイス」を 新聞紙に包んで、容器の中の 底のほうに入れてありましたね。 つまり、電気冷蔵ではなかったのです。
新聞配達をして、自分の小遣いを持っていたので、たまには 買うことが許されました。
蓋を開けると 冷気が逃げるので、ゆっくり選ぶことは、難しかったですね。
およそ50年前の、田舎の夏の、懐かしい思い出です。