ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996
和風生活 かやくごはん
野口の小紋
創業280年の京染の老舗野口の小紋です。
丸文小市松、白梅地という柄ですが、小さい市松柄は紫で染められています。
江戸小紋のようにドレッシーに着ることのできる小紋なので、帯合わせ次第で
セミフォーマルにもカジュアルにもなる守備範囲の広いきものといえます。
柄を横一列に合わせて熨斗目文様にするとドレッシーなきものになります。
吉野間道名古屋帯 藤山千春
名物裂の一つ吉野間道(よしのかんとう)は、江戸時代初めの豪商灰屋紹益が
夫人となった吉野太夫に贈り、愛用した裂と伝えられています。
この名古屋帯の作者の藤山千春氏は、東京品川に生まれ、母方の実の八丈島で
織物に触れて育ちました。女子美大に進学後、民芸運動を起した柳宗悦の甥
柳悦孝氏に師事し織物の技術を習得しました。
独立後、藤山氏は地元の品川に工房を構え、吉野間道の織物に長年取り組んで
います。藤山氏の織物は化学染料は一切使用せず、草木と動物染料を用いて
製作されます。茶系は鬼胡桃、黄から茶は揚梅、水色から青磁は臭木、黄茶
からグレーは矢車附子、赤と紫はコチニールで染織をします。
ここでは紫の型染小紋(上)と銀鼠のナチュラルタッサーの無地着尺(下)に
コーディネイトしてみました。
単衣・薄物新作発表会
▲ 工芸作家の夏物作品
2月の月初には京都の各取引先で夏物の新作受注会が開催されます。
単衣、薄物、夏帯の新作品が展示され、全国から来場した呉服店が商品に注文を
付けます。この新作展で発注した商品は3月頃から仕上がり次第、順次納品され
4月には店頭でお披露目されることになります。
▲ 単衣の付け下げ
▲ 龍村美術織物の夏物名古屋帯
▲ 夏用の袋帯
2019年 竺仙新作発表会
▲ 紺地のひょうたん柄(ボディー着装)は今年のポスターに採用
2日(土)江戸小紋とゆかたの老舗竺仙の京都展に行ってきました。
竺仙の新作発表会は1月に東京で開催され、京都展は主に西日本の呉服店を
毎年2月1日と2日の2日間にわたって開催されます。
会場には定番のゆかたの他に、琉球みんさーや博多織の帯、正絹素材は江戸小紋
紅型染めなど厳選した商品が会場いっぱいに展示されていました。
この新作発表会は呉服店との同伴であれば一般の方も参加することができます。
今年は土曜日ということもあって、お客様にご案内してご来場いただきました。
キッチンゴン 六角店
▲ いつものコンビネーションA ¥980
京都でのランチは洋食屋さんのキッチンゴン六角店です。
昨年食べた時にとても美味しかったので、みんなを誘いました。
注文は3人お揃いで、煮込みハンバーグとエビフライ、クリームコロッケの
コンビネーションAです。デミグラスソースのハンバーグのハーフサイズに
タルタルソースのエビフライそれにクリームコロッケが付きます。
ご飯とみそ汁はお替りでき、お子様ランチのような内容にみんな満足しました。
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