1991(平成3)年~1995(平成7)年、AE101型スプリンタートレノが古太郎の相棒でした。
約4年間の付き合いでしたが、本当はもっともっと長く乗りたいクルマでした。
お気に入りの一つは、何といってもエンジン。
4A-GELU型エンジンは、ウルトラスムースに回る高回転大好きエンジンでした。
レスポンスがよく、レッドゾーンまでストレスなく一気に回転が上がり、こっちまでストレスがぶっ飛ぶことから精神衛生上も優れものでした。
写真では見えませんが、エキゾーストパイプはオールステンレス製のタコ足(独立等長)。
インテーク側は4連独立スロットルで、可変バルブ付。
エンジンヘッドは、吸気3バルブ、排気2バルブの5バルブで、4気筒なので合計20バルブ。
大幅に進化したこの4A-Gは、YAMAHAとの共同開発だったようです。
ちなみに、スペックは…160ps/7400rpm、16.5kg・m/5200rpmでした。
エンジンルームには、標準で装着されていたストラットタワーバーも見えています。(やる気十分)
これで、大衆車(カローラ/スプリンターのクーペ版)ですからね。
ステアリングはイタリアのmomo社製。
オーディオはメーカー純正の「トレノスーパーライブサウンドシステム」で、迫力満点の音を楽しめました。
プリンセス・プリンセスやカシオペア、スクエアなどのカセットテープ!をよくかけてましたよ(^^)
エンジンと同じくお気に入りだったのが、足回り。
「スーパーストラットサスペンション」と呼ばれたそれは超ハード仕様で、コーナリングはもちろん、胸のすくドライビングを可能にしました。
ボディを含め、剛性の高いクルマでした。
しかし、同乗した人に「乗り心地が悪い」といった人はいなくて、「これなら車酔いはしない」という人が大方。
おべんちゃらかも知れませんが…(^^;
写真のホイールは、V’RACING(ブリヂストン製)7J✖16インチです。
バブル時代に開発された車なので、造りはよかったですね。
張りのある曲面を使ったボディも見事でした。
この当時は、ソアラも曲面ボディでした。
パイプからすべてステンレス製のマフラーは、左右2本出しで存在感もあり。
高回転域では、「カーンッ」と乾いたいい音を奏でるので、トンネルの中では窓を開けて聴いてました(笑)
子どもが誕生して、初めての子育てが始まると、室内の広いクルマか4ドアのクルマにしてほしいという要望が強くなり…。
手放すことになりました。
お別れの2日前、メーターでは走行距離44444kmになっていますが、実際には約9万km走っています。(途中で距離計のリセットが壊れてメーター交換)
そして、1995年10月16日。
子育て用(?)グランビア納車の日です。
納車前に洗車&ワックスがけ、ホイールを純正のアルミに戻したトレノと最後にツーショットを決めて、お別れ。
泣けました。
ありがとう、相棒!
TOYOTA SPRINTER TRUENO(AE101)
GT-APEX ・ SUPER STRUT SUSPENSION
ブラックマイカ