昨晩、ルマン24時間レース(WEC第3戦)はゴールを迎えました。
われらがTOYOTAは…。
惨敗というか、完敗というか…、とにかく負けました。
TOYOTAチームの皆さんは、言葉ではいい表せないような想いだと拝察します。
それを、現地に応援にさえ行っていないいちファンの古太郎が、とやかく言ったり、記事にしたりする
のは失礼と承知しつつ…すみません。
舞台となったフランスのサルト・サーキットは、1周約13.6km余り。
ほとんどが一般公道をクローズドしたコースだそうです。
今年の場合は、このコースを1周3分20秒前後で走るレースとなりました。
優勝(しかも、ワン・ツー)したポルシェは、3分18秒台で走ることも可能…。
一方、TOYOTA TS040 HYBRIDは、#1が3分20秒台がベストラップ。
#2のベストラップは、3分22秒台でした。
この差は、いかんともしがたく…。
#2がトップから8周遅れの6位フィニッシュ。
途中、他車と接触してピットインし、13分ロス(5周遅れ)で復帰した#1は、8位でゴール。
ピカイチの信頼性は、まさしく史上最強。
優勝争いに加わることができなかった事実。
ようするに、スピードが足りなかったのだから、仕方ありません。
チームのリポートにも、「セッティングは決まったし信頼性は抜群だったが、ペースが足りなかった」
という内容のコメントがありました。
実際、ポルシェもアウディもトラブルはありましたが、TOYOTAは皆無のトラブルフリー。
これは、24時間レースで驚異的なことだと思います。
ハッキリ言って、昨年、最後のトラブルで優勝を逃した悔しさをバネに開発した成果そのもの。
世界一の信頼性・安定性です。
悔しさをバネに…、来年のTOYOTAはすごいぞ。
チームと佐藤チーム代表のコメントには、涙が出ました。
「さらに強くなったトヨタとして、2016年のル・マンに戻ってこられるよう、これから準備を始めます。」
「来年のル・マン24制覇に向けて、TS040 HYBRIDの全領域における改良を約束」
今年のルマンのゴールが、来年へのスタートだと…。
その熱い想いは、しっかりと受け止めますぞ!
これからも、ずーっと応援し続けますので、来年はライバルをぶっちぎってやりましょう。
(記事の画像は、「TOYOTA GAZOO Racing」のサイトより)
夢を語ります。
ちなみに…。
古太郎からの不純な提案。
来季のマシンは、何とヴェルファイア!
ミッドシップ(3列シート)にV10レーシングユニットを搭載したハイブリッドカーで…。
驚きは、2列目にスーパーロングスライド・リラックスキャプテンシート装備。
メカニックや他のドライバーが2列目シートでリラックスしながらかっ飛び、3分10秒でラップ。
途中で長い直線を走りながら、ドライバー交代も可能です。
どんなもんだい!
いやぁ、どんな問題の方か…。
失礼しました。
おっとっと、言い忘れました…。
2号車は、アルファードです。
スーパープレミアムGTミニバンが、ついにルマンを完全制覇!?
という、独りよがりな記事にお付き合いいただいた方々に、心から感謝申し上げます。