寓居人の独言

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新年に感じたこと

2011年01月03日 13時26分04秒 | 日記・エッセイ・コラム

新年に感じたこと
 退職して2回目の新年を迎えた。この2年間で最も変わったことといえば、年を追うごとに着信郵便物特に年賀状の数が減少したことである。今年は100通程の年賀状をいただいた。昨年と比較すると60%ほども減少した。そういうこともあろうかと年賀状の購入は100枚にしておいた。今年年賀状を送って下さった方々は古くからお付き合いいただいてきた方々で、これ以上着信が減少することはないだろうと思う。もちろん自然減数が生じれば別であるが。
 卒業生からの賀状は、卒業して3年程で不通になることが多い。それは社会へ出て働くようになれば別の付き合いが増えるためである。そんな中でも毎年賀状をくれる卒業生が30人程(筆者のゼミ卒業生の約15%)はいる。この人達は、多くは結婚し子供が出来、その成長の記録写真を付けてくれる。それもまた楽しみである。
 年賀状に書いてあることについて考察すると、高齢の年金生活者?でも毎年国内・海外旅行に出かける方がいる。そのときの様子を写真付きの賀状にして送って下さる。退職後数年間は年に数回も出かけるが、加齢とともに旅行の回数が減るようである。
 こうしてみると、高齢者はやはり一度に使用する金額はそれほど多くないが定常的なといっては語弊があるが、毎年収入のかなりの割合で生活費以外の消費をする傾向にあるようだ。
 そういう高齢者から、いろんな形で預金をはき出させようとあの手この手を使う人たちがいる。報道や銀行(ATM)の窓口で振り込め詐欺に気をつけるように注意を喚起しているにもかかわらず、いまだに高額の金を振り込んでしまう方がいる。また繰り返しくりかえしリホームの勧誘に乗ってしまったり、高額の物品を買わされてしまうことがあるという。このような理不尽な行為を放置しておく行政、治安関係、そして親戚を含めた周囲の住人も、いわゆる弱者にもっと気を遣う必要があるだろう。筆者の近所の方々も皆さん高齢者になり、自分のことで精一杯になってきているようだ。その証拠に滅多に顔を合わせることもなくなった。自分の保全は自分でというのが基本ではあるが、やはり隣組(古い表現だけれど)のいやご近所の連携が大事であることに間違いはない。
  さて、今年の正月3が日は、筆者の居住地では穏やかな暖かい日が続いた。私事で恐れ入りますが、今年の計画は、第1に健康に留意することである。それから新しいことに挑戦することである。世の中には未知のことがまだまだ沢山あるようですからね。今年も忙しい日を送ることになりそうだ。
 毎回とりとめもないことを書いていますが、懲りずにお読み下されば幸いです。
 末筆ながら、今年も皆様にとって幸多い年になりますよう、そして最近不安定な要素が点滅している世界情勢も安定するようにお祈りします。さらに、日本の政情も良好な方向へ展開することを希望しています。