今日の報道で、父親が4ヶ月の自分の子どもの上半身を殴って
死亡させてしまったという。少し前には3才の子どもを段ボール箱
に入れて衰弱死させた夫婦の話が記事になっていた。
慈しみ大事に育てなければならない年端もいかない子どもを死
に追いやることが可能だとは到底考えられない。何がどうなるとそ
のようなことが出来るのだろうか。
経済的な理由で育てることが出来ない状態になってしまったら、
役所に相談したら良いと思うのだが、よく聞くのは泣いてうるさい
から、折檻した。そうしたらぐったりなってしまったので病院へ救急
車で連れて行ったという。言葉も理解できない赤子を折檻すると
いうのは何だろうか。しつけは言葉を理解できるようになってから
でも間に合うと思うのだが。
赤ん坊は泣くのが仕事だと昔からいわれている。泣くことで運動
になり運動して大きくなっていくのだともいう。
昔の親は、自分はどんなに苦労してもそしてひもじい思いをして
も子どもには出来る限りの世話をしたと言われている。
世の中が変わって、親の気持ちも変わってしまうのは困ったもの
である。教育の問題などとは考えたくないが社会も行政ももっと真
剣に少子化対策を立てなければならないだろう。
企業のマタハラについての話題も困ったものである。