6月20日付け読売新聞の1面記事を見ると私たちの生活に関
わる基本的な問題が掲載されています。
1番目は、「派遣の期間制限 緩和」改正法案が衆議院を通過し
たと出ています。
つまり”労働者派遣法改正案”が衆議院で可決されたというの
です。これによっていわゆる派遣社員を長期間雇用できることに
なったということらしいのですね。そこでいろいろな問題が発生し
てくるようです。その問題は専門家にいつか発表してもらいたい
と思いますが、この法律が改正されたことによって派遣社員の
労働条件は改善されるのでしょうか。
よい方向へ進んでくれると嬉しいのですが、危惧もしています。
2番目は、「遺族年金に男女差 合憲」という記事です。これは遺
族補償年金の授給に関する記事ですね。大阪高等裁判所は諸
般の社会事情を鑑みて男女に差別があるのは憲法の平等を規
定した条文に合致するという判断をしたのです。これは大変な問
題ですね。私流に解釈すると、一定の条件があれば男女差別が
あってもよいということになります。
私は法律の専門家ではないので難しい解釈は理解できませんが、
憲法に定める規定が社会情勢で別の解釈がされることは困ると感
じました。こんなことが許されると社会でいろいろな問題が発生して
しまうのではないかと危惧してしまうのです。
3番目は、「18才選挙権」公布 来年6月施行という記事です。こ
の改正公職選挙法が国会で議論されている際に、たびたび出て
きた理由に多くの外国では18才に達すると選挙権が与えられる
という説明です。 これも私見ですが、このような説明を平然とす
る政治家を選びたくないということです。私は18才になれば社会
のことを考える必要があり、今の18才の人達はその判断力を持
っている。したがって政治に関心を持ってもらうためにも選挙権を
行使してほしい。とか他にも18才になればいろいろな社会的な義
務と責任が生じる等の説明が出来るのではないだろうか。18才に
達する方々にお願いする。自分たちの将来をしっかり見つめて選
挙に臨んでほしい。
4番目は、世界の「トヨタ」の常務役員J 氏が麻薬取締法容疑で逮
捕されたという記事です。
常務役員J氏は、日本と氏の本国とで麻薬取締法が異なることを
知らなかったのだろうか。私も外国へ行くときには医師の処方して
くれた医薬品を携行することがあった。その際には必ず医師に健康
状態と医薬品の説明を書いた書類と処方箋をもらっていくことにし
てきた。麻薬の密輸や携帯が発見されると国によっては死刑に処
せられることもあると聞く。報道によるとJ氏に同情的な意見や説明
が多く見られるが、今後容疑に対するJ氏の説明と警察(と裁判所)
の判断がどう発表されるかを注目し、あくまでも公正な判断を期待し
たいと思います。