友人に誘われた「禁断の惑星」という題名を見て初めは
女性がたくさん出てくるような話かと思いあまり乗り気に
なりませんでした。しかし友人はこれは初めて見るような
ストーリーの映画だからぜひ行こうという誘いに乗って見
に行きました。
あらすじは、当時から見ても遠い未来の話です。地球か
ら宇宙へ移民する人たちを載せた宇宙船が消息を絶ってし
まいました。そこで地球から捜索隊が出されて目的惑星の
方向に向かって捜索を開始始めました。と、ある惑星から
強力なエネルギーが放射されているのを感知し、そこを捜
索することになりました。
惑星に到着すると、移民宇宙船はこの惑星に不時着し、
幸い全員無事だったということです。この惑星には古い時
代に進んだ文明社会があったのですが、原因不明のまま絶
滅もしくは他の惑星へ移動し、今は廃墟になっているとい
うことでした。
不時着した当時の移民団も短期間のうちに次々に原因不
明のうちに死亡していった。救助隊が到着したときには、
とうとう学者の父親とその娘の2人だけになっていました。
それとロボット(このロボットはスターウオーズのR2 の
祖先?言われているようです)が一体存在しているだけに
なってしまいました。
救助隊はこの親子に地球へ帰還するよう勧めたが、父親は
それに応じることは出来ないといい、娘だけ連れて帰るよう
にと。
そんな中救助隊員の中に娘に恋心を抱くものが出てきたの
ですが、それが謎の死亡事故につながっていきます。これ以
上の内容は書きませんが、人間のイド(深層心理?)の世界
を取り上げたことで、なんでもありの荒唐無稽になりがちな
SF世界を面白い筋立てにしたことが評価されたようです。
ちなみにこの映画に誘ってくれた友人は大学時代の同級生
で、私にSF小説の面白さを教えてくれたのも彼でした。