私たち夫婦はとも働きで忙しい日々の中、子どもを育てて
来ました。妻は子供の通学する学区内の中学校へ通勤してい
ましたので、運動会などがありますと妻は早く出かけてしま
います。それで下の子のお弁当は私が作ってあげました。
妻の作ったものに劣らないように頑張りましたよ。もう昔
の話ですがね。ある年の運動会に持たせたお弁当を食べて戻
ってきた子供が生き生きした明るい表情をしていました。
どうしたのかと聞くと先生が私のお弁当を見て美味しそう
だなといって何かをつまんで食べたそうです。そして、これ
はなかなかのものだぞといってほめてくれたというのです。
先生のその一言で、母親が作れなかったお弁当を喜んで持っ
て行くようになりました。子供はそのことが忘れられず、今
でも私にそのことを話してくれます。
そんなことがあったなあと昔を懐かしく思い出しました。
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