寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

記憶に残っている映画 (57) 「十戒」

2016年11月10日 20時53分27秒 | 寓居人の思い出話

 映画がはやらなくなったら「キリスト」をテーマにした映画を

作る、ということがいわれることがありました。「十戒」が公開

される前の映画界の事情については不明であすが、この映画は理

由なしに面白かったですね。

 わたしは元来宗教を信じルことはないと考えてきましたので、

この映画も見るかどうかを迷いました。友人が 何回も見に行った

というほど面白い映画だというのでその友人と見に行きました。

映画というのは主義や宗教に関係なく面白いものだと思いました

ね。

 映画の中で高校時代に習った世界史のことが思い出されました。

紀元前数千年前の話のようですが、エジプト王の奴隷だったヘブラ

イ人に一人の男子が誕生した。そのためにエジプト王はその子を川

に流してすべての男の幼児の生命を終えさせた。流された子はベシ

ア王女に助けられモーゼと名付けられて育てられた。

 この映画ではピラミッドは奴隷に作らせたという設定になってい

ました。しかし現代では労働者の生活の中には奴隷の気配を感じら

れないということになっています。

 映画では、ヘブライ人の故国へ帰ることは許さなかったが、モーゼ

に災害が起こるという予言が当たり出すと、王はヘブライ人の帰国

をゆるした。ここからがこの映画の見せ場になるのでこれ以上は書

きませんが特撮を使ったシーンは見物でしたね。

 この映画からいろんなことを知ることが出来ました。しかし疑問

と思えることもあります。といっても私は宗教に感動することはあ

りませんでした。

 次は「クレオパトラ」という映画を取り上げようと思います。 


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