英国のEUからの離脱が決定しましたね。私たちには
実感を感じさせませんが、投票の最中から世界の経済を
震撼させました。
これは一つの民族独立と言えるのかもしれません。と
いうのは日本も太平洋戦争に負けて、占領国(主として
アメリカでしたが)の言いなりになる苦しい経験があり
ましたね。EUに参加した英国は、EU本部からのいろ
んな指示を受けることに耐えられなくなったのでしょう。
しかしいろいろな民族あるいは国が一つの国のように
振舞うというのは、自分たちの誇りを犠牲にしなければ
ならない場合もあるでしょう。それに耐えられなくなっ
たのかもしれません。
一方で一つの国としていろいろな便宜もあったことも
忘れることができません。経済的な効果は大きかったで
しょう。これからは今までのように国境を超えるときは
パスポートが必要になるし、輸出入も税関と通さなけれ
ばならなくなるのでしょう。英国に根拠を置いた外国企
業は上記のような問題が発生すると不利益になるという
ことで撤退を余儀なくされることもあるでしょう。そう
いうことがEUに残留と投票したのでしょう。
いろいろなことを考えたうえで、経済効果よりも英国
人としての誇りを選んだのでしょうね。
そういえば東京都民(都議会議員?)も数百億円もか
かる選挙費用よりも疑惑の多い(金銭のけじめをつけら
れない)知事の退職を選んだのですね。
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