寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

レストランをネットで探すと...

2015年05月13日 21時55分02秒 | 日記・エッセイ・コラム

 私は教え子や元同僚だった人と昼に会食をすることがたまにある。

そんな時大抵はホテルのレストランか少し有名な食事処を使うことが

多かった。しかし、有名食事処やホテルのレストランの味は家庭の味

と違って数回重なると飽きてしまうことが多かった。

 最近は、ネットでほどほどの店を探すことが出来るようになり便利

になった。そこであるレストラン紹介サイトを利用してみようと思い、登

録した。そのサイトでは日本中に数え切れないほどの店を紹介してい

た。各店のメニュー、食事内容、料金、設備、アクセス(地図)、評判等

が手際よく表示されている。その上にポイントまで付加されるというし、

料金の割引があるという。割引には何か裏技があるようであるが、それ

を承知しておけば腹も立たないだろう。

 よいことはその店の利用者による評価も口コミとして書かれている。

口コミは様々で余り当てにならない部分もあるかもしれない。

 それでも通常はなかなか予約を取れないような店を比較的簡単に予約

出来ることは便利である。

 近々そういう店で会食をすることにして予約をした。なんだか楽しみなこ

とである。

 これまでよく使っていた築地田村の昼懐石はなかなかのものであった。

が、味に不思議を感じることもあった。しかし老舗ということで同伴者には

喜ばれることが多かった。

 

 


箱根大涌谷

2015年05月11日 22時04分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年、久しぶりに教え子達と箱根を一周する日帰り旅をした。

私と違って仕事を持っている彼女たちは休日に行きたいという

ので混雑を覚悟で日曜日の朝小田原で待ち合わせて、湯本へ

行きそこで箱根登山電車に乗り換えて強羅までいった。

 途中スウィッチバックするところがあったので説明したら感心

していた。今はなくなってしまったが碓氷峠を越えるJR線でも

あったというと再び感心していた。

 強羅ではケーブルカーに乗り換えて一つ目の駅近くにある

美術館を見学した。前に来たときここで見た展示品の青磁に

心を奪われたことを思い出した。

 強羅からロープウェイに乗って湖尻へ行く途中の大涌谷に

よっていくことにした。大涌谷は箱根山の一部で活火山だと

説明すると彼女らは驚いていた。噴煙の臭いにハンカチを鼻

に当てていた。

 大涌谷では元同僚のE氏が足を滑らせて噴出口へはまって

しまった。その結果、E氏は2ヶ月ほども療養することになって

しまった。そんなことを話すと彼女らはそんなに酷い熱傷だっ

たのかといって気をつけなければねと話し合っていた。

 大涌谷には諸処に大小様々な窪地がありそこから熱水が

吹き出している。熱水と共に高温蒸気や有毒ガスの硫化水

素なども噴出していることがあるので十分気を付けよう。

 人は少し危険を伴う場所へ行きたがるようで、大涌谷は箱

根観光の要にもなっている。

 さて、観光客誘致か災害を避けるかで地元と火山地震関

係の役所の間で話し合いが行われているという。人命に関

わる災害は起きてからでは取り返しがつかない。

 自然現象を予測することは現在の情報システムではまだま

だ不十分であるが災害回避に傾く方がよいと考える。それで

重大な災害を避けることが出来れば幸いである。

 しかし何も起きなかった場合に観光関係者は大きな損害を

被ったので保証して欲しいなどと言うかもしれない。それはい

わないで欲しい。それをいっていたら災害を防ぐことが出来

なくなってしまうかもしれない。

 北海道の有珠山噴火時には学者の助言を自治体が受け

入れて犠牲者ゼロという記録がある。

 災害回避のためには小さな兆候でも見逃さないことが必

要であるが、それを無視して災害が発生してからでは損害

は更に大きくなることを忘れないで欲しいと思う。

 大涌谷の源泉の点検清掃のために立ち入りを限定付き

で許可するという。責任問題になったらどう対処するのだ

ろうか。

 もっとも危険な場所へ行くのだから十分の上にも十分に

注意して欲しいと思う。

 旅は湖尻へ行きそこで昼食をとって、散策し船で元箱根

へ行った。そこからバスで小田原へ戻り、お茶と軽食をして

 解散した。バスの中では貯金したお金を株で運用したい

という話に花が咲いた。株にはリスクが必ず伴うという話を

した。


ドングリの花が咲き始めました

2015年05月09日 22時41分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝今年初めて山のドングリの花が咲き始めました。

あの温かいような生臭いような独特の臭いが南東の風

に乗って書斎へ入ってきました。外へ出て街中を歩い

てみると大げさに言えば町中があの臭いで満ちていま

した(写真左)。

  

 秋に実がなったら小さい子どもにコマをつくってあげ

ようと思います。

 右の写真はスカンポです。背丈がもうこんなに大きく

なりました。野生の草は生命力が強いですね。草刈り

をしても数日ですぐ50cm以上の背丈になります。

 ドングリは縄文時代に本州の北部の寒冷化したため

に南下してきた縄文人は食料としていた動物が少なく

なるとドングリを食べ始めたといわれています。その遺

跡が現在の東京都新宿区にあります。縄文人は、それ

まで食料の保存用に使用していた厚い土器を炊事用

に改良してうすく作リ始めたようです。これは火熱が伝

わり易くなります。縄文人はドングリの渋抜き技術、加

熱による加工技術を学習したのですね。

 スカンポは子どもの頃、よく咬んで酸っぱい汁を味わ

ったものです。今の子どもは(その親もですが)スカンポ

を口にすることはないでしょうね。私らの年代の人は想

い出の中で口を酸っぱくしているかもしれませんね。

 


巨人軍:川上、与那嶺、千葉、中尾そして...

2015年05月08日 22時09分05秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今年のプロ野球は面白いという人が多くいる。DeNAが本日ま

で好調で首位を維持している。私が応援している巨人は調子が

悪いながら上位にとどまっている。

 巨人ファンに対してアンチ巨人ファンは何かと言いがかりを付け

てくる。しかし、アンチ巨人といいながら巨人戦を見ているのはどう

いうことなのだろうか。最近は他の球団同士の試合もTVで放送し

ているのだからそちらを見ればよいと思う。

 私が巨人を応援しているのには、長ーい歴史があるからである。

 中学生の頃学校帰りに通学路の途中に理髪店があり、野球放送

がある日は店の窓を開けてラジオの音量を大きくして外に聞こえる

ようにしてくれていた。学校帰りにそこを通るとき理髪店のラジオ放

送を聞くのが楽しみだった。放送はいつでも巨人戦だった。

 しばらく放送を聞かせてもらっていると自然に選手の名前を覚え

てしまう。その選手達が、川上、与那嶺、宮本、三原、水原、千葉、

中尾、内堀(もう古い話で時代の違う選手名もあるかもしれない)

といった人達であった。対戦相手は、南海、大映、中日、急映(ある

いは東映?、東急?)、阪急、松竹、国鉄、阪神といったチームだっ

たと思う。これらのチームは年によって消えることがあった。相手変

われど巨人変わらずだったので、巨人の選手を自然に覚えてしまった。

 しかし最近の巨人軍の選手は新人や他チームからの移籍選手や

外国人が入ってきたので名前を覚えるのが大変になってきた。

 それでも巨人が勝つといい気分になるのだから仕方がない。

 現在の巨人軍は、投手陣も打撃陣も余りよくない。早く立て直して

面白いゲームを見せて欲しいと願うこの頃である。


悲しい記事を読んで

2015年05月07日 23時29分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の報道で、父親が4ヶ月の自分の子どもの上半身を殴って

死亡させてしまったという。少し前には3才の子どもを段ボール箱

に入れて衰弱死させた夫婦の話が記事になっていた。

 慈しみ大事に育てなければならない年端もいかない子どもを死

に追いやることが可能だとは到底考えられない。何がどうなるとそ

のようなことが出来るのだろうか。

 経済的な理由で育てることが出来ない状態になってしまったら、

役所に相談したら良いと思うのだが、よく聞くのは泣いてうるさい

から、折檻した。そうしたらぐったりなってしまったので病院へ救急

車で連れて行ったという。言葉も理解できない赤子を折檻すると

いうのは何だろうか。しつけは言葉を理解できるようになってから

でも間に合うと思うのだが。

 赤ん坊は泣くのが仕事だと昔からいわれている。泣くことで運動

になり運動して大きくなっていくのだともいう。

 昔の親は、自分はどんなに苦労してもそしてひもじい思いをして

も子どもには出来る限りの世話をしたと言われている。

 世の中が変わって、親の気持ちも変わってしまうのは困ったもの

である。教育の問題などとは考えたくないが社会も行政ももっと真

剣に少子化対策を立てなければならないだろう。

 企業のマタハラについての話題も困ったものである。

 

 


変心

2015年05月07日 22時35分46秒 | 日記

 最近電話で話をした後輩(A氏)が、同僚のS氏について困ってい

るといっていた。A氏の勤務しているところは60才定年で、その後

給料を減額して5年間、健康で仕事に差し支えがなければ常勤嘱

託として勤務でき、さらに5年間同条件で勤務可能であるという。

その上更に1年契約で2年間嘱託として勤務可能だという。最後の

2年間は給料が大幅に減額(非常勤勤務と同額)されるが社会保

険などは継続され、72才まで仕事を続けることが出来るのだそう

である。考えてみるとこの制度は、働く者にとっていろいろな利点

がある。通常の給料をもらっていた状態で退職すると翌年の税金

や健康保険税などが高額になるが、減額された給料で退職する

と、これらが大幅に低額になるという。そんなわけで多くの人が72

才まで勤めるという。

 しかし、職員の若返りに大きな影響を与え、職場の平均年齢を下

げる妨げになることもあるが、雇用者は低賃金で同等の能力をもっ

て仕事が出来れば経営的にも可としているようである。

 S氏について、彼は仕事の能力は彼の職場の基準から見

て中間より下と言うことであり、経営上貢献するとは思えな

いという。S氏は72才まで勤務するつもりのようだという。

最後の2年間は職場の長が継続するかどうかを判断するこ

とになっているが、はたしてどう判断するのだろうかと心配し

ているという。

 S氏を知っている人は、余り彼をよく言わないという。自分の仕事

が出来ないことを他人に知られないように、有能な人を攻撃して陰

で讒言するという。こういう性格の人は結構社会にいるようである

が困ったものである。

 私も以前のS氏を知っているが、彼の前任職場でかなりお世話

になった上司の悪口を口汚く言うので何回もたしなめたことがある。

が彼は自ら変わることが出来なかった。

 A氏の電話では、最近S氏が以前から何かと相談してお世話に

なっていた人の悪口を言っているという。何がS氏をして変心させ

たのだろうか。それとも"三つ子の魂....."ということなのだろう

か。困ったものである。


岡目八目

2015年05月04日 21時52分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

 囲碁を打っていると周りで見ている人が時どき横から口を挟む

ことがある。例えば対戦者が切り違えたとする。すると見物人の

A氏が”そこを切るのはおかしいでしょう、引く一手じゃありませ

んか”という。あるいは終盤になって石の生死をかけた煌月始まっ

たとする。A氏は”そこは死んでいるのだから他を打った方が良い”

などと助言とも言えないことをいう。対局者は自分の力で状況

あるいは生死を見極めた上で打っているのだから、脇から

の言葉に惑わされることはないし、もしそれが正着だとしても

打ち直すことはあり得ないことである。一番不愉快なことは、

A氏のような人は誰が打っている対局にも口出しすることである。

 プロの囲碁対局を見ていると解説者のプロ棋士の解説がどれ

ほど適切かと感心させられることがある。しかし、対局者の打っ

た場所と一致しないことがしばしばある。そんなとき解説者は

”対局者は、さすがにいろいろなことを読んでいますね”と感心

することがある。

 プロの棋士でも必ずしも当たらない予想をすることがあるのに

我々アマチュアが、しかも脇でチョットの間盤面を見ただけで、

形成や生死、打った手の善し悪しなど分かるはずもない。だか

ら盤脇から余計な口出しをしない方がいい。

 足つきの碁盤の裏側の中心には一辺が7cmほどの彫り物が

あり、その中心部には突起がある。一説によるとその突起は、

対局中に脇から口出しをした者を処刑してその首を乗せるため

に作ってあるという。それほど脇からの口出しは慎まなければ

ならないことであると言うことである。

 子供の頃、子供がケンカをしていると、たまに親がやってき

て、自分の子供を庇うようなことがあると、周りの仲間が”子供の

ケンカに親がでる”等と笑いものにしたことがあった。

 しかし、家庭内でも、仲間同士でも、国際問題でも深刻な問題

に発展しそうな場合には仲裁に入る第3者が必要なこともある。

 ゲーム、試合、合戦など技を競う競技には必ず規則があり、そ

れに違反すると反則罰を科されることを忘れないようにしよう。