キッチンが利用できて、交流の場にもなりました。
T&Tというアジア食品スーパーでは、アワビもあり、活魚も泳いでいたし、精肉コーナーでは、朝早くからお客が込み合っていました。「どんな料理をするのだろう」
と、地元の生活を想像していました。体に慣れた食材を探しながら、スーパーの食品が多いに楽しかったですね。
(中山公園近くのアンティーク店で試飲したお茶に体が反応したように、陰性に傾いていたのでしょう。店主自身がブレンドした、最後に飲んだお茶が良かった。とろっとした汗が出て、体が反応したのだと思った。ミャオ族の銀細工衣装があり、筝の音楽をパソコンから流していました。)
冷凍食品の平たい御焼を買ったので、YWCAのキッチンで焼こうとしました。先に着ていた30代の台湾女性が気軽に教えてくれて焼き始めたのです。
おすそ分けに、自分で焼いたものをあげようとすると、「ベジタリアンだから」と控えめにして、「それでは、ひとつだけ」と味見をした後で受け取ってくれました。
旅行のお伴はおばあちゃんで、70代だそうです。 「今、部屋で寝ていますよ」と、答えた。「ふ~ん、おばあちゃんと娘さんのコンビねえ、なかなかですねえ」と、感心、感心。
別の家族も見かけた。朝、キッチンに行くと、ときどき見かけた。アメリカ人(?)らしく、育ち盛りの男の子二人を連れていた。 キッチンに置くパンは食パン1斤。
ジャムやバターをつけて、朝食にしていた。ある朝、「これ、使ってください」とバターを差し出した。「ありがとう、私も明日出発です。」というと、残りのバターを共有冷蔵庫に収めた。
お父さんが、男児二人を連れて夏休みなんです。 どんな場所に出かけて、どんな話をするのやら、がんばるパパに見えたのです、私には。
もうひと組みは、日本人のカップル。食べきれない冷凍デザートだったので、おすそ分けしようと声をかけた。と、日本人だったので、日本語で。
中学受験を試みたそうな男児をつれての、奮闘ママで、ナビのついた自動車をレンタルしてカナダの恐竜発掘をお子さんとしたらしい。短期間の日数で、バンフにも、ビクトリアにも出かけたそうだ。
「そろそろ、仕事に復帰しようと思って・・」 お子様への配慮と行動に多いに脱帽しました。
ひとりで旅行している日本人の女性にも遇いました。 若い人の感じ方に触れられ、ああ、間違っていなかったと、共感し、嬉しかった。
旅で、どんな人に遇うか、これも大切な機会です。
「ひとりで旅行?」と、美術館の近くでパキスタンのおじさんがおしゃべりしかけたけれど、
「気ままな旅に、どこの誰がつき合えましょうか・・・」
グロース 山でリフトに乗ってすれ違いざま、お互いに挨拶していますよ、顔でね。
「私ひとり、あなたも?」「 楽しんでいるわよ、ええ、私も一人だけど、楽しんでいるわ」お互いに多少の気まずさを一瞬意識してか、にこっとしてね。
ウィスラー ゴンドラやリフトで