建物の入り口にはお花が飾ってあって、ほっとしました。
1月下旬で、北部タイではあるけれど、30度の気温はあったでしょう。欧米人(白人)は中庭にあるプールに朝からひと泳ぎしています。
こうした木造チーク材の住まいは暑い国に適した誂えなのでしょう。インテリアも紺と白の可愛らしい人形やクッションで涼しげです。 バスタブ付きを予約したのでぐっすり眠ろうと入浴剤を用意したのだけれど、志野焼きのような四角体のバスタブに降りてくるのは、なんとも頼りない温度のお湯だった。 これでは、どうにも物足りない、と入浴剤を入れずにゆっくり浸かると、パタパタパタという音がすぐ近くに聞こえた。 ああ、これは、サイトに掲載されていたとおりの音だわ。 後になってわかったけれど、タイ名物のトックトックの音だと気付きました。
飛行後第一夜はおかしな時間に目が覚めて、翌朝は、体温はあがりません。食事抜きの宿泊にしておいたので、プールの前で朝食を食べている人の背後からビュッフェを覗いてみました。
普段はあまり見向きもしないカップ麺をまるで小学生の遠足支度のようにスーツケースにいくつかいれました。部屋にはウェルカムフルーツがあり、2泊分は楽しめます。 (下にある房の小さな果物はライチーに似ていました。オレンジはミカン。茶色のもおいしかったです。)
ホテルの一角には手を合わせる小さな社のようなものがありました。
食べ物やお花、小さな人形まで飾っています。 バンコク市内でマッサージをしたある店内にも同じように食べ物が備えられ、小さな蟻が複数覗きに来ています。 30度以上もある暑さ、冬の2月ではあるけれど、衛生上問題があるだろうと、タイの人々の日常信仰生活に疑問を投げかけました。「神様にお供えするのだから」が、ある女性の答えでした。
手持ちの軽い物を食べてから歩いてみることにしました。十分お腹は温まりました。