5月頃から旅の計画を立てているうちに、ストックホルムからさて、次は、と交通機関を探しながら考えあぐねていた。
帰りの飛行機はフランクフルトなので、ハンブルクやブレーメンに寄りたかったけれど、結局は、フランクフルトに飛んでしまった。
フランクフルト駅の案内書で行動予定を見せて、適当なチケットを相談して購入した。日本が抱える社会問題と同じように、高齢者に優しいものを見つけました。
このSOSに声を出すと、プラットフォームに行かなくても連絡が取れるようです。が、部署に人がいるかどうかは、見えませんが。
宿泊は、中央駅から一駅にも関わらず、裏庭にはウサギがいて、グミのような果実をつけた樹木がたわみ、日頃見かけることもなくて、カメラで追ってみた。脚がはやい、速い。茂みにぴょんぴょんと、
こちらのカメラか足音に気づいたのだろう。ドイツのグミは何も利用されないのだろうか。韓国を思い出した。
フランクフルト自体は、それほど大きな街ではなくて、ホテルの供給が必要だそうです。
歩いている時にも街の一角から、クレーン車やシートが掛けられ、工事だとすぐにわかります。
旧市街を歩き、旧オペラ座の彫刻を見ては、「ああ、この国では女性が認められている」と、ひとり感嘆したのです。
そして、歩行者・バギー・自転車・自動車・電車とそれぞれの交通路が整理されていて、自然と大いに一体になれる環境が整備されているようです。
絶景の場所では、「すばらしい」と日本語が口から飛びだし、「ヴンダフル」とドイツ語を知る。 ガイドさんはとてもユーモアと機転が利く中年男性だった。
「マダム、私は経験しているからわかります」そう、一文を放ったのだった。 生粋のドイツ人でもなさそうに思われたので、訊ねると、チトー政権の国からやってきたそうだ。首に右手を平にかざしたりなどしたっけ。
アメリカから来た参加者や、クウェートからやってきた家族もいて、軽食を一緒にとり、おしゃべりを楽しみ、新しいことも知った。
クウェートからツアーに参加していた家族から気温差を聞いて、軽い冗談を・・・「そんなに気温が違うと、風をひいてしまいますね」と、まさに、「本当ですよ、でも快適です」と。家族の小学生男児は笑い続けていて、受けたんですね!
節電はなさそうで、どこもエアコンが設備されているようで、日本も親睦を繋いでいるのだから、その発展が期待されているに違いない。
その後、コブレンツに電車で出かける。 ライン川沿いの散策路。 川沿いにそってお洒落な家並みが続いている。(写真は3Dでどう張り付けるか、ピクチャーファイルはすぐに張り付く)
とても気持ち良い。
太い木に記されたのは、Rで、ライン川を示すそうです。
皇帝が存命の頃からの樹木だと思うと、感慨深いです。
朝、太極拳を行っているグループがいました。
コブレンツからケーブルを使って反対側に行ったものの、雨が降り出し、帰りは雨宿り。それでも傘なしで歩く人もいる。
大かたの旅行客は雨にあっただろう。アウトドア用の帽子とゴアテックスを身につけていたけれど、雨宿りするほどだった。80代の5,6人のグループが場所を訪ねて歩いていた。私よりも無残な姿で雨を体に浴び、夏服は体に張り付いていた。あの年齢で、大丈夫だろうかと心配してはいたけれど、道行く人に当たり、急いでいるようだった。
近くのホテルに避難し、やってきた自動車で宿泊先に向かい、5分もすると、荷物を置いた部屋のホテルに着いた。古いホテルならバスタブつきも十分備わっているのだろうけれど、わざわざリクエストしていたのに、到着するや、「備わっていません」との声だったので、雨の後、シャワーをあびることになった。小さな咳に気づき、朝型お湯が欲しいとお願いしたが、7時前だったので、「7時からです」とお休み中宣言をされた。 事情を話しても、受け付けてもらえなかった。ホテルのスタッフは終日館内にいただろう。「疲れていた」も、彼女の言い分だったかもしれない。 昨日の観光客はずぶ濡れだった。現地人が語る「温かい雨」が旅行客にどれほどかは知りようもないが・・・
翌朝、ライン川沿いに向かって再び歩いた。
早朝、はやくも歩きだすグループあり。朝、見かけたコスプレ(?)男性!? お祭り?宿泊先の反対側には、教会がある。
レンタルバイクサービスがあり、昨日ホテルの手配で利用しただろう返却自転車をトラックで回収し、ホテルから積み込んでいた。だから、早朝のレンタルバイクは叶わなかったのだと、わかった。