唯一、ターバンの先に金色のスティックをつけているのがアレクサンダーで、他の従者は赤い留めをつけている。
アレクサンダーは他の誰よりもはっきりした衣装の色で描かれ、緑の衣をかけ、数珠(どんな背景?この数珠は)のようなものを右手に持った隠者と向き合っている。
アレクサンダーの馬らしいが、淡いグレーの豹柄模様で、馬具もとりわけ美しく、細かく模様が描かれている。
馬のすぐそばには立派な衣装の高位の従者だろうか、カラフルな模様の衣装だ。
サファビー朝のタブリズスタイルとある。 Bekhzad ベフザード 作 描かれた大きさに注目すると、12x19cmという絹素材に描かれたようで、
図録の方が拡大されて大きく見やすく、一枚に詩も入り、建築物の壁・戦具の詳細表現を考えるとため息が出てきます。
「アレクサンダー投げ縄で戦士を捕まえる」 という作品も同上作者のようで、当時のアレクサンダーは大人気だった様子が伝わります。
捕まった戦士は武具らしいものは着けておらず、アレクサンダーの従者が戦闘のシーンに喝采をあげているのさえ描かれているのですから。
現代の作家が描いているようで、ネット上で探すこともできます。著作権上の理由回避から紹介しません。残念。
原文がわからないので、絵解きのおもしろさがあるけれど、それには文字文芸のアプローチが必要になるのだろう。
と、やっぱりmy paso君、TEDを視聴後、話者が示したデジタルサイト Digital Waltersを覗くと、検索後、貴重書がお目見え!
わなでロシア兵を捉えたアレクサンダー
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