チェンマイの女性ドライバーが、「お客さん、英語が上手ですねえ!」
いいええ、私が英語を話すのは、旅行に出かけたときだけで、自宅にいると不安になって、「英語、勉強しなくては・・」なんて、おこるんですよ。
だから、こうして英語を話しているのが、どうにも私自身、不思議で仕方がないんです。
40代だという体格のよい婦人は、ご自分も英語を習い発音も綺麗だった。 高校生のお子さんがいるようで、きちんと仕事ができるように大学まで行かせたいと、願って働いている。
香辛料のことを教えてくれたり、竹筒に入って焚かれたご飯のことも教えてくれた。 いろいろ、質問もあった。
バンコクから電車を待つホームで、年長のご婦人に訊ねて、電車を確認した。
「ようこそ、タイへ!」と声を返してくれたので、しばらくして食べ損ねた竹筒のご飯の話題をあげると、何やら携帯で会話に話題があがっていそうだとわかった。
ひとりで旅をしているから、何かのときにと、その友人の電話番号をメモに書いて私に渡してくれた。
今でも財布に入っていて、ティウという女性の名前とともに、とても心温まる旅の品になっている。
アジアに出かけると、気さくな会話が、旅の慰みになる。 英語圏では、あまり見向きもされない。
(人との距離感覚が影響しているでしょうか。 都市では、安全神話に対する感覚が違うのかもしれない。)
ただ、旅行中では、「どっち? 右?左?」という必要最低限も、実のところ、ジェスチャーは多言語要素があり、大いに役立つ。
上海のデパートで、手洗いを探していた。 これも、実はジェスチャーで済ませられた。
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