次いでは、やっと?小説のお話へ。
一番最初に京都を登場させたのが、あの映画にもなった『オリヲン座からの招待状』で、京言葉には苦労したそうです。 で『壬生義士伝』を書いてあれが映画化された時の監督がおくりびとでアカデミー賞を取った滝田監督。 なんで自分の作品で取ってくれなかったんだろうって(笑)
もし候補になっていたら、一緒にレッドカーペット歩きたかったとか、誰か一人くらいは紋付袴姿で行って欲しかっ . . . 本文を読む
浅田氏は東京の神田の生まれ育ちの江戸っ子さん。
彼がいうには、東京には古い物がないからだ、と。
武家屋敷は官庁に代わり、関東大震災で街は破壊され、その後、戦争の焼夷弾で、山の手、下町ともに消えてしまったと。
それでも残っていた古い町並みは、高度成長の折、東京オリンピック開催で軒並み、壊滅的な打撃を受けたと。けれど、京都には東京が失くしてしまったものがある。
ああ、それ、分かる気がする。
例えば . . . 本文を読む
『伝統産業の日』というので呼ばれた浅田氏。
淡いグレーの着物とそれより少し濃い、グレーの羽織。
なんでも桐生のお召しと江戸小紋、という江戸スタイルでご登場。
東京はやっぱり和服率(殊に男性の)が低いので駅で恥ずかしかったそうよ。
なんかね、作家=和服、みたいなイメージで取られるのがいやだというのと、同時に時代劇を書く人に和服派がいる、という話の裏ネタ。
つまりね、時代劇を書こうと思えば、資料読み . . . 本文を読む