君が代

君が代は　千代に八千代に
　　さざれ石（細石）の　巌となりて
　　　　　　　　　　　　苔のむすまで（生すまで）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本古歌

たしか、音楽の教科書にはこう書いてあったと思う。　国歌ではなく古歌と。
で、その古歌を国家に制定したのはいつだったか・・・知らない（苦笑）

貴方の御世は、延々と続いて、こまかな石が大きな岩となって、それに
苔が生えるくらいまでネ・・・なんて意味で。

私たちが子供の頃は、校歌と共に、国歌を歌ったりするのは当たり前にあって。

なので、音楽の時間に教えられませんでした？　歌い方。
私ははっきり覚えています。　先生がしつこく注意したのを。
「さざれ～いしの～で一つの言葉です。なので、さざれと石の間でブレス（息継ぎ）を入れてはなりません」

確かに、ここ、苦しいんですよね。思わず息継ぎしたくなるのは分かりますけど、
さざれ石なんです。　それが分かったらブレスは出来ません。
さっき・・・G様もさざれ～☆ブレス☆石の～　と歌いましたよね。
いえ、G様に限らず、もはや大半の人がさざれ、と石の間でブレスします。

楽母は、実はこれが気になって仕方がない。
誰かが教えなければならないんじゃないか、なんてね。

とは言いつつ、さっきのG様、国歌斉唱にあたり右手を胸に置いて歌ったのには感動した。　サッカーの試合なんて見てたら、外国の選手たちは自国の国歌が流れている間、必ず敬意を表して手を胸に持っていってる。
愛国心云々とは言わないけれど、あの姿は見ていて気持ちいい。

君が代にはいろいろな意見があると思うが、私は嫌いではない。
日の丸と共に聞くこの曲はいいなあと思う。
今年はオリンピックイヤー、たくさん聞けたらいいと・・・思ふ。