柏井 壽 著 PHP文芸文庫 2022年 7月20日 第1版第1刷
これは、京都下鴨なぞとき写真帖、それの2と舞台は同じ。
下鴨の料亭の8代目主人となった朱堂旬。 彼は家族にも内緒でムートンと名乗る写真家でもある。
今作は、その旬の妻、明美が9代目主人となってあれこれあれこれありながらも、《糺の森山荘》を盛り立てていくお話。
著者が京都生まれの京都人なので、書かれている京言葉が怪しくなくて良い(笑)
なんか、インチキくさい京言葉を綴る、、、某Mさんなどとは全く違う。
勿論、小説なので言葉のイントネーションやニュアンスは目で追って分かるものじゃないけれど、さすがに私も京都に暮らして50年近くになると自分が完璧に話せなくても違いはわかるようになった。
京都舞台のドラマでも、出演者の言葉が気になってしまうように、京都舞台の小説でも、綴られている言葉が違うぞ!というのは時々あるから。
柏井さんのは、《鴨川食堂》シリーズでもそうだけど、京言葉が完璧。 安心して読める。
今作は、9代目主人、女将になった明美のもとにやって来た初老の料理人と、現在《糺の森山荘》の料理長である若手の料理人との料理対決5番勝負。
これもなかなかに美味しそうなものが出てきておなかのすくような内容だった(笑)
コロナ禍の今が物語でも同時進行だから、物語とはいえ小説に書かれているように、実際のお食事処も苦労してるんだろうなと思う。
高級な料亭とは縁がないけれど、普通のレストランでもいつになったらマスクを外してアクリル板なしに和気あいあいとお喋りしながら食事を楽しめる日が来るんだろうね。
いい加減、飽き飽きするよ。
これは、京都下鴨なぞとき写真帖、それの2と舞台は同じ。
下鴨の料亭の8代目主人となった朱堂旬。 彼は家族にも内緒でムートンと名乗る写真家でもある。
今作は、その旬の妻、明美が9代目主人となってあれこれあれこれありながらも、《糺の森山荘》を盛り立てていくお話。
著者が京都生まれの京都人なので、書かれている京言葉が怪しくなくて良い(笑)
なんか、インチキくさい京言葉を綴る、、、某Mさんなどとは全く違う。
勿論、小説なので言葉のイントネーションやニュアンスは目で追って分かるものじゃないけれど、さすがに私も京都に暮らして50年近くになると自分が完璧に話せなくても違いはわかるようになった。
京都舞台のドラマでも、出演者の言葉が気になってしまうように、京都舞台の小説でも、綴られている言葉が違うぞ!というのは時々あるから。
柏井さんのは、《鴨川食堂》シリーズでもそうだけど、京言葉が完璧。 安心して読める。
今作は、9代目主人、女将になった明美のもとにやって来た初老の料理人と、現在《糺の森山荘》の料理長である若手の料理人との料理対決5番勝負。
これもなかなかに美味しそうなものが出てきておなかのすくような内容だった(笑)
コロナ禍の今が物語でも同時進行だから、物語とはいえ小説に書かれているように、実際のお食事処も苦労してるんだろうなと思う。
高級な料亭とは縁がないけれど、普通のレストランでもいつになったらマスクを外してアクリル板なしに和気あいあいとお喋りしながら食事を楽しめる日が来るんだろうね。
いい加減、飽き飽きするよ。
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