マイ ブルーベリー ナイツ

春休みの映画館には行くまいと、前回の『クロサギ』でチケットをゲットする前にかたく思ったのに（笑）
行ってしまいましたわ。マイ　ブルーベリー　ナイツ。

マイ・ブルーベリー・ナイツ - goo 映画

ひょっとしてチケットカウンターが混雑するかと思い、早めに家を出て、映画館についてみたらがらがらで。上映スクリーンも5人だけで。
ちょっと肩透かしをくらったよう。

恋人に振られたエリザベスという女の子が、彼の行きつけのお店でなんとかよりを戻したくて待つのだけれど、彼は姿を現さない。　彼女は夜毎・・・店に行き、自分の辛さを店主に話す。　話のお供はアイスクリーム添えのブルーベリーパイ。

ちょっとね、都合のいい展開だと思ったんだけど、失恋直後の女の子が優しく話を聞いてくれた店主に・・・意識しないまま好意を寄せるというのはよくある話。でも、店主のほうもそんなに即座に彼女に惹かれますか？なんです。

とにかく、彼（ジェイミー）は彼女を待つようになるのだけれど、ある日突然、彼女はNYから姿を消した。　行き先はメンフィス。そこで昼間も夜も仕事をして自分を振った彼の面影と失恋の痛手を振り払おうとする・・・。
時は流れ、仕事場でいろいろな人と出会った彼女は、本当に自分を待ち受けていたもの、本当に大切な人はどこにいたのか気がついて・・という、まっ、幸せの青い鳥はいつだって近くにいるものなのね、なお話。

エリザベスはどういうわけか、NYを離れてから時々、ジェイミーに手紙を送るのだ。住所は書かずに。ジェイミーはメンフィスの酒場やファストフード？の店に片っ端から電話をして、彼女と話そうとするが・・・見つからない。
この段階で、まぁ嘘臭いというか、好きになったらとことんいろんな事をして彼女を探そうとするのね、なんて恋の力に昔を思い出す（爆）　楽母、そこまでの情熱はすっかりなく（苦笑）

10ヶ月経って、成長し、元彼への思いを断ち切った彼女はジェイミーの元に戻ってくる。。
なんというか『いい日旅立ち』の世界で・・・あ～あ～、○○のどこかに～　私を待ってる人がいる～♪　ちょっと無理無理っぽい設定も、彼女が成長を遂げるために出会ったすべての人たちとの話も、う～ん・・・だったけど、ジュード・ロウの男前っぷりとノラ・ジョーンズ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズといった美形づくしで許す（笑）　とにかく出てくる女性がみんな綺麗！

アップルパイでもピーチパイでも、ストロベリーパイでも、チョコレートケーキやチーズケーキでもなく、ブルーベリーパイ、というのが納得できるような感じ。
クリームをつけたままカウンターで疲れ果てて眠る彼女にキスする彼。羨ましいわ～、私なんかが寝ててみ。ゴッキ～がくるで・・・と思いましたとさ。