エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

ビブリア古書堂の事件手帖 Ⅳ

2024-10-18 15:39:27 | 
ビブリア古書堂の事件手帖 Ⅳ ~扉子たちと受け継がれる道~

三上 延著  メディアワークス文庫  2024年 3月25日初版

整形外科のお供(笑)

扉子さんになってからのシリーズ4作目。
3作目の時にも同じ感想を持ったものだけど、栞子さんの時の方が面白かったな。
どうも娘の扉子がメインになってから、ページを繰る手が止まりがち。

今作も戦時中に、鎌倉の文士たちが立ち上げた『鎌倉文庫』が下敷きになっているが、いまいちよく分からなかった。
扉子の祖母である篠川(三浦)智恵子の時代と現代が交錯する。
そもそも・・・なんでこの智恵子さんというのはこんなにエキセントリックな人物なんだ??ってとこからよく分からない。
それは、栞子さんメインの時でもそうだったけれど、栞子さんの母親とはとても思えないような性格で。

まぁそれでも、整形外科の待ち時間の間に、ずっと半分弱で止まっていたものを読み終えた。

シリーズが終わるまでずっと読み続けられるかどうか自信がない。

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