エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

地獄堂 霊界通信 ④

2016-06-02 14:29:52 | 
香月日輪 著  講談社文庫  2016年5月13日 第1刷

前にも書いてるけど、妖怪アパートシリーズと一緒で、ほんとに児童書扱いなの?って思う。

それほどまでに主人公『三人悪』の悪ガキどもが小学生、という設定だけど大人でも読み応えあると思うなぁ。
いや、ひょっとしたらそれは私のレベルが小学生並みだ、ってことかもしれないけどさ

『64(ロクヨン)』なんて読んでるとそりゃあもう引き込まれる感じで唸るんだけど、ああいうのばかり読んでる疲れるのよ(苦笑)
私の場合、頭休めに軽い本、じゃなくて、軽い本の合い間に小説ならぬ大説を読む、って感じだから。

今作は二つの物語。

表紙の絵にも見られる人魚を題材とした<満月の人魚>、というのと<高速の魔>

好きなのは満月の人魚だったけれど、母親がわが子を思う気持ちが高じて鬼になる、2作目も悲しい。

しつけのためとはいえ、我が子を林道に置き去りにした事件もあったし、大人も読めば?って思った。

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2 コメント

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うん (ポンチ姫)
2016-06-02 21:54:28
置き去りの男の子だけど、なんかまだ父親が、隠してることあるんじゃない?おかしいよ
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うん (楽母)
2016-06-02 22:00:40
ポンチちゃん
言ってたことがころころ変わること、警察犬を出動させても男の子の匂いを追えないこと、あの山道は地元民でもめったに利用しない所だということ、そんなのもあってネットでもいろいろ言われてるね。
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