
加納朋子 著 新潮文庫 令和4年 6月15日 6刷
ひと言でいえば「感動した!」
全くお初の著者で、文庫の裏も見ずただただカーテンコールという題名に惹かれて手に取った本。
3月で閉校になってしまう女子大。
その校舎の一画で、あと少しの所で単位が取れずにいた落ちこぼれ、、、ぽんこつの生徒(中にはひとり、ぽんこつではない生徒もいた)を集めて寄宿生活をおくらせ半年間みっちり授業をして、全員を卒業させようとする大学の理事長らの奮闘。
読み進むうちに、おちこぼれ生徒がなぜ落ちこぼれていったのか背景が明らかになってゆく。
そして、そんな彼女らを見捨てずに最後まで責任をもって卒業させようとする理事長ら、大学関係者の思い。
ぽんこつになるには、なるだけの歴とした理由がある。
それを2名1室の生徒との共同生活も含めて、自分では気づかなかった、或いは気づいていても目をつぶっていた己の弱さや環境をみつめ、彼女らは再生していく。
良い作品です。
ひと言でいえば「感動した!」
全くお初の著者で、文庫の裏も見ずただただカーテンコールという題名に惹かれて手に取った本。
3月で閉校になってしまう女子大。
その校舎の一画で、あと少しの所で単位が取れずにいた落ちこぼれ、、、ぽんこつの生徒(中にはひとり、ぽんこつではない生徒もいた)を集めて寄宿生活をおくらせ半年間みっちり授業をして、全員を卒業させようとする大学の理事長らの奮闘。
読み進むうちに、おちこぼれ生徒がなぜ落ちこぼれていったのか背景が明らかになってゆく。
そして、そんな彼女らを見捨てずに最後まで責任をもって卒業させようとする理事長ら、大学関係者の思い。
ぽんこつになるには、なるだけの歴とした理由がある。
それを2名1室の生徒との共同生活も含めて、自分では気づかなかった、或いは気づいていても目をつぶっていた己の弱さや環境をみつめ、彼女らは再生していく。
良い作品です。
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