そんなもんさ。

耳鼻科のお話の続きです。
うふふ、私は結構、執念深いらしい。

一週間後にまた来なさい、というその日がやってまいりまして。
朝からちょっとハイテンション！
あの時のちょっと『ええ～っ！』っていう気分、頂いたままじゃ悪いですから、ええ、半返しなりともしようじゃないかって（笑）
ああ言われたらこう言おう、こういう時はこう答えようなんてシミュレーション。
絶対に、薬のおかげではあっても、先生のおかげじゃないぞ、という意味合いだけは外すまいと心に決めて。

すいてたんですよ。
靴置き場には4足くらいしか見えないし。
これは早くてラッキーと診察券を出したら直後に『楽母さん、中にお入りください』と呼ばれました。

ほいほい・・・って、こっちはいろいろ魂胆あるのでスキップもんで入っていって。
一番奥の診察台に例の太っちょがいる。

『楽母さん、どうぞ』って、示されたのは太っちょの手前のドクターだった（はい？）　このドクター、大柄でいかつい感じで、キャスターの鳥越さんに似てる。
診察席に座らせて、カルテに目を通して『どうされました？　まだ痒いですか？』
『いいえ、前回、一週間後に診せに来るようにと言われましたので』と、太っちょの方に視線を飛ばす。

太っちょは患者もいなくなって、カルテに何か書いてる風情。
耳を覗きながら鳥越さんドクターが『綺麗になってますけど、まだちょっと赤いとこあるね』と言いつつ、薬を塗り塗り。
前に渡した薬がかなり強いものなので、すぐに良くなるかもしれないけれど、続けてたり、使い方が悪いとステロイド禍を起すから、良くなってたら使用はやめて、それでもまだ痒ければ来なさいね、なんともなかったら、治療はこれで一度きりましょう。。。って。ほら、普通はこういう説明の仕方するでしょう。

いろいろ太っちょドクターにお返しする場面を想定していたけれど、別のドクターに
あたる可能性までは考えてなかったわ。
だいたい・・・そうなの。
自分で思った通りに行った例がない（泣）

先の読める能力は怖い。でも、読めなさ過ぎて同じことばかり繰り返す私もヤだ。