奥田英朗著 文春文庫 2008年1月10日初版 単行本2004年4月文藝春秋刊
ちょっとは時流に乗って(笑) 売れている文庫本のベストセラーという事で。
直木賞を取った表題作を含む5つの物語。楽母得意の短編。
賞を取った直後に、立ち読みしたような記憶が。 で、文庫化されるまで待ってた。
だいたい、文庫本好き。 家だとほとんど寝転がって読むし、乗り物に乗るようなときは必ずバッグに本を放り込む人だから・・・。
全く関係ないけど、愛用の『ほぼ日手帳』のカバーは文庫本サイズなので便利。
何を読んでいるのか知られたくないので、外に行くときはカバーをかけていく。
主人公の精神科医、伊良部一郎。彼のキャラクターが全て。
伊良部総合病院の跡取り息子ながら、地下あたりに診察室を構えている精神科医。
色白でデブ。 伊良部、と言う名前だけで、太目の元野球選手をダブらせる。
ビジュアル的には楽母・・・パス!
でも、可愛いのだ。 子供みたいに好奇心旺盛で思い立ったら即、実行する行動派で、バカみたいなのに、実は結構、できる医師と見た。
空中ブランコが飛べなくなって悩むサーカスのリーダーフライヤー、やくざのくせに先端恐怖症になって、血判を押すときにナイフで指に傷をつけられない男、逆玉?結婚したばかりにもともとの性格を殺して、強迫神経症にかられている伊良部と同期の精神科医ら。登場人物の心の悩みは特殊なものではない。
強迫神経症なら、軽~く楽母も持っているように思う。
出掛けのガスを消したかどうか、アイロンのスイッチを切ったかどうか、なんてのが気になって確かめてもらった話は既にここで披露している。
伊良部の診察・治療方法の特殊性もさることながら、私は絶対、この手のいらいらさせられるタイプとは一緒にいたくない、と思う人間だ。
ビジュアルがパスなうえ、人の話を聞いてないような、どんくさタイプは願い下げ。
できることなら、ビジュアルは我慢するにしてもシャープな医師に診て貰いたいと思うほう。
でも、読み進むうちに、伊良部の確かな診断と荒唐無稽な治療法が、患者にぴったりだと分かる。 キュートに思えてくるから不思議だ。
男前さん大好きの楽母が完落ち(笑)
面白かったよ。さっと読めるのでお勧めの本だな。
ちょっとは時流に乗って(笑) 売れている文庫本のベストセラーという事で。
直木賞を取った表題作を含む5つの物語。楽母得意の短編。
賞を取った直後に、立ち読みしたような記憶が。 で、文庫化されるまで待ってた。
だいたい、文庫本好き。 家だとほとんど寝転がって読むし、乗り物に乗るようなときは必ずバッグに本を放り込む人だから・・・。
全く関係ないけど、愛用の『ほぼ日手帳』のカバーは文庫本サイズなので便利。
何を読んでいるのか知られたくないので、外に行くときはカバーをかけていく。
主人公の精神科医、伊良部一郎。彼のキャラクターが全て。
伊良部総合病院の跡取り息子ながら、地下あたりに診察室を構えている精神科医。
色白でデブ。 伊良部、と言う名前だけで、太目の元野球選手をダブらせる。
ビジュアル的には楽母・・・パス!
でも、可愛いのだ。 子供みたいに好奇心旺盛で思い立ったら即、実行する行動派で、バカみたいなのに、実は結構、できる医師と見た。
空中ブランコが飛べなくなって悩むサーカスのリーダーフライヤー、やくざのくせに先端恐怖症になって、血判を押すときにナイフで指に傷をつけられない男、逆玉?結婚したばかりにもともとの性格を殺して、強迫神経症にかられている伊良部と同期の精神科医ら。登場人物の心の悩みは特殊なものではない。
強迫神経症なら、軽~く楽母も持っているように思う。
出掛けのガスを消したかどうか、アイロンのスイッチを切ったかどうか、なんてのが気になって確かめてもらった話は既にここで披露している。
伊良部の診察・治療方法の特殊性もさることながら、私は絶対、この手のいらいらさせられるタイプとは一緒にいたくない、と思う人間だ。
ビジュアルがパスなうえ、人の話を聞いてないような、どんくさタイプは願い下げ。
できることなら、ビジュアルは我慢するにしてもシャープな医師に診て貰いたいと思うほう。
でも、読み進むうちに、伊良部の確かな診断と荒唐無稽な治療法が、患者にぴったりだと分かる。 キュートに思えてくるから不思議だ。
男前さん大好きの楽母が完落ち(笑)
面白かったよ。さっと読めるのでお勧めの本だな。
イケメンハンターを撤回してもいいと思うわ(ない、ない!)
だけど主人公はふてぶてしいというより5歳児、という
表現がぴったりなの。
押し絵の二羽にもはや幾とせ~♪
ほな、また明日どす。おやすみやす。