
井上章一著 新潮社とんぼの本 2011年 11月25日
最近、市内で見かける古臭~い(失礼!)建物がとっても気になっていて、それはまぁ、個人のお宅だったりするのできっといつまでも保っていないだろうと思って、写真を撮ってる。
といっても、古けりゃどんな建物でも良いっていうんじゃなくて、当時はすごくモダンだったんだろうな、と感じさせる洋風なお宅。
この本は勿論、私が楽しんでいるような個人宅じゃなく、市内で見かける重厚な洋館を紹介している。
京都って作者も触れてはるけど結構、洋館って多い。
神社仏閣を先頭に、今もてはやされてる鰻の寝床的町家、といった和風イメージとしては大だけど意外と洋風化をどんどこ受け入れてた地だったというのがよく分かる。
で、多分、建てられた当時はモダン過ぎて周りから浮いていて呆れられたんじゃないか?みたいな建物が、近代化なった今になると逆に古き良き時代のレトロ感いっぱいで、赤レンガをはじめとした当時の建物を目にすると嬉しい。
今のビルとは全然趣が違って、いいな~って思う。
神戸や長崎に惹かれるのも同じ理由かも。
著者は関西だと割とテレビでもよく見かける人で、建築史家というより、私なんか近代日本文化史を語らせると関西弁で、とっても面白い教授、って気がしてる。
なので建物中心の写真集みたいだけど、ちゃんと歴史的、文化的な解説もありで、見てて楽しい。
この本持って、紹介されてるところを全部回ってみたくなり。。。(笑)
古典的なギャグをありがくと。
あ、ありがくとってめちゃ久しぶりみたいに思う(苦笑)
えっ、
羊羹の話じゃない?
こりゃ、失礼。
そうそう、耐震基準とかって分かりませんけど、今のビルよりずっとしっかりしてるような気がします。
何年か前豊郷中学だかの建て替えが話題になったことがありましたが、ああいうのは壊しちゃいけないものだと思ってました。
良かったやん!
不景気だのなんだかんだ言われてる時に、忙しいなんて有難いことやおまへんか~。
でも、無理はしたらあかんよ。
お互い、お年頃なんだから(笑)
こっちもね、朝は暖かくて良いお天気だったけど、お昼過ぎて暗くなってきて、風もいきなり強く吹いてきて雨もぱらぱら。
今日は一時的に天気が変わるってことだったけど、予報通りになりました。
さて、入札はどんなかな~?
幸運を祈る!
マントルピース! 素敵過ぎる!
この本でも紹介されてるけど、和洋折衷の建物って結構ありますね。
一昨年初めて知った、長楽館の上階とか。
畳敷きじゃん、みたいな。
嵐山にも元銭湯がカフェになった所がありましたが、大徳寺の近所にある『さらさ西陣』ってとこ行ってみたいです。 三条通りもゆっくりとひとつひとつ観察して歩きたいです。
外から見ると京都って絶対“和”のイメージだよね?
でも、先進的な気風ってものすごくあったとこだし、都が東京に移されてから、なんか絶対に東京には負けへんで!みたいな(笑)意識もがんがん働いたんだと思う。 今、こんな重厚な赤レンガの建物って作られなくなってるから、逆に新鮮だし、“和”イメージの京都なのに“洋”ですか?っていうのが面白いんだと思う。
京都っていうと、古の日本って感じなのですが、一方で古き西洋も残っていたんですねぇ~?!
こういう所を訪ね歩くのも楽しそうです♪
残っていたらこの本に載せてもらえたか???
いや、もしかしたら楽母ちゃんが見学に来てくりゃはったか???
マントルピースのあったウチの部屋は和洋折衷で不思議な空間どした♪