実家処分

実家を売り払うことになって、どうせ高い値段で売れるわけもなく所有権の移転や、相続税？？　司法書士さんに支払うお金、不動産処分の手数料、家に残っているものすごい量のガラクタ！の処理費、なんか考えたら兄の手元にもいくらも残らないでしょうね。

兄も社宅住まいの親があの家を建てた時にはすでに大阪で就職していてろくに住んでおらず、私も寿退職（笑）して結婚式を挙げるまでの4か月間しかおらず、土地勘も全くない。
当然、近所づきあいも・・・親はあったかもしれないけれど、私たち兄妹は隣が誰さんかも知らない有様。

兄は私と同じく、仏事関係は全く疎くて仏壇を大阪の自宅に移す際のお性根抜きの事も知らなかったし、転勤族で転々としていたから菩提寺なるものもない。
どこに頼めばいいのか。。。
まぁ、私は関係ないと言えば関係ないけれど、残ったままの荷物にまだ金目の物があるかもしれない（笑）　物件を引き渡す前に何度か行って、家探しがいる。

父が亡くなった時に、いろいろ整理したほうがいいよと口を酸っぱくしていったけれど、母はなにも処分しなかった。　手伝ってゴミ出ししようと仕分けたものも朝になると気が変わってやっぱり捨てない、と言い出す始末。
当時、あの辺りはまだ大型ごみ回収も無料だったんだよね。　あれほど言ったのに。
あんまり言ったせいか母がキレて、『私が死んだらこの家ごと潰してぜ～んぶ捨てたらいい』と。

そこまで言うなら処分代ぐらい置いといてよ。　最低でも200万円ほどかかるって。
家を売っても赤字が出るんと違うかしら。　知らんけど（笑）

そんな話をしたら、同じような年齢のジム友さんらもこぞって、うちもそうだった、義父母の家もそうだった。。。ってさ。
世代と言えばそうなのかもしれないけれど、我々の親の世代はモノを捨てなかったね。　それは、大事にするのと別物だよ。実家の押し入れにも『死蔵品』が山盛りある。
地域のバザーにでも出せば？と言っても無駄だった。

私は反面教師で、なるべくモノを置きたくないし増やしたくもないと思っていても知らず知らず増えてくるのも事実で、この機に・・・涼しくもなってきたし、徹底的に断捨離に励まねばと気を引き締めている。