鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 ④
今村翔吾 著 祥伝社文庫 令和4年 2月10日 第11刷
今作は舞台が江戸ではなく、京都西町奉行となった長谷川平蔵に乞われて、源吾・武蔵・星十郎が京都に赴き火災がらみの難事件を解決する話。
それなりにスケールは大きくて鬼平の息子、銕三郎も加わってなかなかに派手な仕掛けも登場して面白かったけれど、やっぱりぼろ鳶組の他の面子も揃ってわいわい江戸の火消しをしている前作までの方が読んでいてわくわくしたなぁ。
それにしても、鬼平が。。。。。
読んでない方の為にこれ以上は書けない。
そうそう、私がなぜ文庫本が好きかと言えばサイズもお値段も手ごろというのと、最近はなくなりつつあるけれど、最後に解説があるじゃないですか。
あれを読むのも好きだから。
この『鬼煙管』には文芸評論家の北上次郎氏の解説があって、やっぱり第一作目の『火喰鳥』が素晴らしくてシリーズをどんどん読み進んでいったかたで、今後著者の今村氏がもっともっと大きくなっていく作家だと思うので、未読の人はいまのうちから読んでおくことをおすすめする、と締めくくっている。
この解説がいつ書かれたものなのかは分からないが、北上氏の予言?どおり、第166回の直木賞を受賞された。
私もシリーズ制覇するぞ。
今村翔吾 著 祥伝社文庫 令和4年 2月10日 第11刷
今作は舞台が江戸ではなく、京都西町奉行となった長谷川平蔵に乞われて、源吾・武蔵・星十郎が京都に赴き火災がらみの難事件を解決する話。
それなりにスケールは大きくて鬼平の息子、銕三郎も加わってなかなかに派手な仕掛けも登場して面白かったけれど、やっぱりぼろ鳶組の他の面子も揃ってわいわい江戸の火消しをしている前作までの方が読んでいてわくわくしたなぁ。
それにしても、鬼平が。。。。。
読んでない方の為にこれ以上は書けない。
そうそう、私がなぜ文庫本が好きかと言えばサイズもお値段も手ごろというのと、最近はなくなりつつあるけれど、最後に解説があるじゃないですか。
あれを読むのも好きだから。
この『鬼煙管』には文芸評論家の北上次郎氏の解説があって、やっぱり第一作目の『火喰鳥』が素晴らしくてシリーズをどんどん読み進んでいったかたで、今後著者の今村氏がもっともっと大きくなっていく作家だと思うので、未読の人はいまのうちから読んでおくことをおすすめする、と締めくくっている。
この解説がいつ書かれたものなのかは分からないが、北上氏の予言?どおり、第166回の直木賞を受賞された。
私もシリーズ制覇するぞ。
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