再興第９３回 院展

京都市美術館に行ってきました。

はっきり言って、美術や芸術に造詣が深いとか、そういうセンスは全くありません。
分からないものは分からないし、好きか嫌いか、なんていう単純な見方しかできませんけれど、絵を観るのは好きです。

まぁ、これも何度も書いてますが、やっぱり大都市はこういう展覧もの、恵まれているじゃないですか。田舎の地方都市だとなかなかお目にかかれない芸術作品が、割りに近場で易々と見られるんですから、行かない手はありません。

私は、ほんとに、感覚だけで観るタイプなので、あまり凝った作品よりも綺麗だなぁとか、上手ね、みたいな分かりやすい作品が好きです。
今、同時に1階で開かれている印象派のあたりとかね。

院展は大好きなんです。
というのも、分かりやすくて大作ばかりだから。
号数とか分かりませんけれどね、最低でもたたみ2畳くらいはあるでしょう。

最近、やっぱり団塊世代が定年退職されて家にいる事が多くなったせいなのか、
美術館、博物館なんかに行っても、とても人が増えました。
おまけに音声ガイドなんかを借りて、熱心に長いこと作品の前に足を止めて鑑賞している人が多いのね。　すると、大作はともかく、小さな作品だと見えないんですよ。気長にその人が移動するのを待つまでは。
印象派の時代の作品、大好きなんですけど、とても盛況だし、あの・・・びっくりしませんでしたか？　ドガでもフェルメールでも、結構小さい作品で。
見えないし・・・前の人どかないし・・・なんてね、イラッとくる（苦笑）

でも、院展の作品は離れていても悠々見られます。
幸い、そんなに人も大勢でなかったので、会場を2週してきました。
絵のタイトルも、すごく分かりやすくて、あんまりひねったのとかないですしね、
ストレートに素直に鑑賞できます。

私は、運動に次いで絵のほうもダメなので、こういう作品を描ける人をほんとうに羨ましく思います。絵が描けたらどんなに楽しいだろうって。
次は同じ京都市美術館でやっている『芸術都市パリの100年展』そして、お隣、滋賀県の佐川美術館の『平山郁夫展』
院展にも大きな作品出したはりました。　特徴ある平山ブルー（笑）

心の栄養補給～～（笑）。