1月4日(月)、仕事初めです。
私のネガチィブ・ブログのブログ初めでもあります。(笑い)
通常国会も始まります。
さてさて、
日本の貧困問題、所得格差問題が国会の議題に上がるでしょうか?
非正規社員が4割を超え、所得格差は益々広がるばかりです。
一家の主(あるじ)たる若者が、主婦のパート収入と同じ低賃金で働いています。
国会で、少子化問題は取り上げられますが、
結婚できない、子育て出来ない若者の低賃金労働は、
議論の対象にもなりません。
日本には低所得者は存在しても、貧困層は存在しない。
これが日本政府の見解です。間違った見解です。
この間違った見解が、所得格差の拡大を招いています。
貧困を全く知らない、裕福な家庭で育った政治屋さん達です。
国会で議論され、出来あがる法律に貧困の2文字は全くありません。
日本には、貧困層が存在しないからです。
国民も、貧乏(貧困)は個人の責任、自己責任と思い込んでいます。
努力が足りないから、貧乏しているんだと思い込んでいます。
貧困は、世の中のせいだ、政治の責任だと言うと、
馬鹿にされ、gangeeは批判ばかりする、と言われます。
秋葉原殺人トラック事件の若者が事件を起こした頃は、
非正規社員の割合は、2割ほどでしたが、今は、4割を超えています。
(犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りします)
秋葉原殺人トラック事件を、一人の殺人鬼が起こした事件だった。と、
国民も政治家も捕らえて終わりでした。問題にしませんでした。
非正規社員が、将来の貧困を悲観して起こした事件だったと、捕らえなかったのです。
なぜならば、この国に、貧困問題は存在しないからです。
日本にも貧困問題が存在するとの認識があれば、秋葉原殺人事件の
捕らえ方が違っていました。貧困問題が国会で議論されていました。
そして、貧困の世襲も問題にされていました。
国会に、少子化担当大臣まで創って、少子化問題を議論しています。
しかし、
所得格差、非正規社員の低賃金、待遇が議論されることは無く、
貧困状態での子育ては議論の対象にもなりません。
少子化は進み、労働法は改悪され続けています。
派遣会社パソナの代表取締り会長を務める竹中平蔵が、
いまなお、労働法の改正を進めています。新しい働き方だと言って。
正社員までも非正規社員に落としこむ労働法改正です。
そして、派遣会社の会長である竹中平蔵が、
合法的に労働者の上に君臨し、搾取するのです。
労働法の改正は、富裕層優遇の為の法改正です。
貧困層は存在しないので、法改正は全て富裕層優遇に繋がっているのです。
富裕層優遇政策なのです。分かってくれ日本人よ!!
法改正の根底に、貧困の2文字があれば法改正も違ってくるのです。
日本国民は、このこと(富裕層優遇政策・法改正)を、他人事と捕らえています。
法律により、所得格差が広がり、階層社会が出来上がるとは思っていません。
貧困層を生み出したのも、小泉改革の法律改正です。
特に、労働法を中心に商法までも改正されています。
いま、貧困層の存在を認め、政策(法律)を議論しないと、
気がついたときは、階層社会(階級社会)が完成しています。
貧困層の拡大再生産は益々増大され、
ほんの一部の富裕層に国民は支配されてしまいます。
政治家の世襲より確立の高い、富裕層と貧困層の世襲制です。
階層社会が眼に見えます。
今、国会で、日本の貧困問題を取り上げましょう~!!
日本に、貧困層は存在する。そして、貧困層は世襲される。
法律が日本の貧困層を創っている。真実です。