先日 きのぴよ さんからお土産でいただいたベーコン。
八王子のブラウエン・ベルグのお品。
以前まちのお肉屋さんで、店頭にはベーコン置いているのに、
「ホンモノのベーコンください」とあるご婦人。
「うちのベーコンは全部ホンモノでぃ!」と肉屋のご主人。
う~ん、どっちの言い分も判る気がする・・・
そりゃぁ売り物にケチ付けられたようで、ご主人は面白くないわな。
でも今の量産ベーコンはベーコン発祥の製造法とは違うので、
当然その味や歯ごたえ、性質が違います。ある意味別食品。
ご婦人はそこのところを、うまくお店に伝えられなかったのですね。
一言で言うと、今の量産ベーコンはカリカリベーコンになりません。
カリカリになるベーコンが欲しいのでは? と思いながら口を挟むわけにもいかず・・・
ぬか床で漬けたものと、液体淺漬けの素でつくった漬け物の違いってとこかな。
当然ブラウエン・ベルグのベーコンは、ピックル液で水太りしていないので、
カリカリになって(その脂の香りや塩分が)おいしゅうございました。
ホンモノのベーコンの場合、調味料の一種だと思って調理しております。