お友達のT子さんに誘ってもらい東村山の豊島屋酒造さんの呑み切りに行ってきました。
呑み切りとは、春に搾って秋以降の出荷を控えタンクに貯蔵している酒を抜き取り、
利き酒をしてその熟成具合をチェックすることです。
“呑みきり”と言う言葉は、貯蔵タンクの下部についているおへそのような出っぱり=“呑口”
を切ることからきており、品質管理のために夏場に行なう重要な蔵内行事とのこと。
オープン10時、各試飲コーナーはすでに列をなす人たちでいっぱい。
入り口で 利き酒 用のお猪口と地図をもらい、いざ試飲へ。
まずは純米と純米吟醸の原酒(搾ったお酒に水を加えていないのもの)を頂き、
全国新酒鑑評会 金賞受賞酒 のコーナーに並びさっそく受賞酒の試飲。
お猪口に注いだとたんさわやかなとっても良い香り。
思わずおお~という声が。口当たりよくすっきりとした味わいです。
そして市販酒の試飲コーナー。おいしい富士山の地下水で時々口をすすぎながら一口ずつ試飲。
それぞれ特徴があってどれもおいしい。後は食べ物との相性とか飲み方、好みなのかしらね。
T子さんとああだこうだいいながらの試飲は楽しい。
燗酒のコーナー。
担当のお兄ちゃんは何でも燗するよ、とお客の要望に気さくに答えてくれます。
となりはカクテルコーナー。なんとお酒にトマトジュースをたらしたものや、
みりんに氷を浮かべレモンとショウガの絞り汁をいれたものなど、
お兄ちゃんがにこにこしながら勧めてくれておいしかった。