グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

言論封殺社会、日本

2008-11-07 23:50:14 | 国内政治

秋も深まり、紅葉(こうよう)に冷たい風が注ぐ。アメリカ大統領選挙では、オバマ氏の当確。円高と株価の乱高下も一時的に収まったかに見える。しかし、神戸で起きた強姦・殺人未遂事件は、19年と言うなんとも短い刑期を言い渡す無様さ。何時になったら、日本人は新たなる人類へと進化できるのか。

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【時事通信より】

2005年5月から約1年間で、車を盗み複数の女性に乱暴したなどとして、窃盗や強姦(ごうかん)などの罪に問われた無職 東郷悠太被告(27)の判決公判が5日、神戸地裁で開かれ、東尾龍一裁判長は「人格を無視した犯行」として、懲役19年(求刑懲役25年)を言い渡した。
 東尾裁判長は、被告が別の事件で執行猶予中だったと指摘。「自己の行動を律すべきときに、同種の犯罪を常習的に繰り返し、規範意識は希薄」と批判した。また、「被害女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)になり精神的に苦しんでいる」として、被害者らが強い処罰を望んでいることにも触れた。(2008/11/05-20:33)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008110501008

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ゴキブリをゴキブリと叫べない、もどかしさよ。人の皮を被ったゴキブリを死刑にする事に何故躊躇するのか。人間とは、後悔や懺悔をし、過ちを戒めるのが、人道であろう。もはや、病気の人間であると言う理屈が通るのならば、去勢しろ!それが被告にも被害者にとっても、良策なのだ。

これを擁護し、極端に「人権」を叫ぶ連中がいるかと思えば、「真の近現代史」論文に応募し、大賞受賞したぐらいで大騒ぎする馬鹿ども!恥を知れ!そもそも、国家としての品格を著しく下げているのが、アメリカ主導で押し付けられた自虐史観である。何度も言うが、シナによる通州事件の残虐さ、敗戦したにも関わらず、日本人に暴行、強姦、虐殺し続けた事実を悲劇としか伝えず、日本側ばかりが、加害者だったような書き方をすることが、おかしいと言うのだ。

公平性を失った社会は、極端な意見へと流れるものだ。偏った思想を押し付けようとすればするほど、大きく傾き、その反動は、振り子のように帰るのである。未だにテレビでは、この航空幕僚長の論文を問題として取り上げ続けているが、これこそ正に、言論統制である。

日本国民の自由を奪い去ろうとするものは、今日まで積もった雪のように激しく雪崩を起こす力を目覚めさせるであろう。それは、戦争になるのではなく、平定から混乱への激動を示すことにある。今の世界情勢は、世界恐慌とも酷似しており、無駄な労力を使っている猶予はないのである。にも関わらず、テレビ、マスコミのふざけた茶番を何時まで鵜呑みにするつもりだ?政治家は、今の情勢を本当に読んで発言しているのか?おまけに社会保険庁のインチキ連中には、退職金の返還要求をせず、ただ、日本の本当の歴史を語っただけで、退職金を返せとは、馬鹿なのか!

かつて、日本を戦争へと駆り立てたのは、政治家達の老害愚策の成れの果てであり、その無能さを見抜けぬ、国民の無知さである。無責任な国民が、無責任に選んだ政治家達。「有名だから」「名前を聞いた事があるから」「反日でも、何か変えてくれそうだから」そんな理由だけで選定し、日本を破滅へと導いていくのである。鬱積された国家の膿は何れ出さねばならぬ。破壊と創造は表裏一体なのである。不要なものを切り捨て、本来の日本人としての生き様を考えていかねば、ただの飼いブタとして生きるしかなくなるであろう。

ただ、気になることがある。それは、マスコミども、政治家どもが、このニュースをやたらと表に出し、闊歩(かっぽ)させると言うことは、裏で蠢(うごめ)く何かがあると言うことだ。これは、ある事実を我々国民の目を反らそうとしているような気がしてならない。大体、1人の自衛官が、プライベートで書いた論文であり、内容は、大東亜戦争の日本がどうして戦争に突入していったかと言う、日本側から見た偏った部分を取り上げたに過ぎない。たかがそれだけの事例にも関わらず、ここまで引き摺って報道すると言うことは、裏に何かがある。

民主党の動きもおかしい。公明党と創価学会との癒着を正すと証人喚問をすると、言った癖に、何故か、この航空幕僚長を証人喚問すると言い出した。何故だ?解散総選挙につなげようと麻生総理を揺さぶったが、無視されたからか?お前達の裏で糸を引いているのは、誰だ?!

静まり返った朝鮮半島・・・山口組と後藤組の分裂・・・白人以外のオバマ次期大統領・・・世界恐慌・・・株価の乱高下・・・不気味な中国と台湾対話・・・。何か、起こっている。いや、既に起こってしまったのかもしれない。マスコミがあまり報道していない内容こそ鍵を握る。それは、朝鮮半島に関係があるのでないか?金正日の病状悪化なのか、韓国経済崩壊なのか、未だ報道されていない事実が、あるはずだ。なにやら不穏な空気が、包み込み大きな変革の波が既に近づいてきているのではないかと、予感させるのである。

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【MSN産経ニュースより 田母神俊雄氏の見解】

民間懸賞論文に政府見解とは異なる歴史認識を主張する内容を発表して航空幕僚長を解任された田母神俊雄氏が3日夜、時事通信社(東京・東銀座)会議室で記者会見を行い、「一言も反論できないなら北朝鮮と同じだ」などと語った。詳細は以下のとおり。

【冒頭発言】

 このほど自衛隊を退職するにあたって一言所感を申し上げます。私は10月31日付で航空幕僚長を解任され、11月3日付で自衛官の身分を失うことになりました。自衛隊に勤務して37年7カ月、防衛大学校から数えれば通算41年7カ月になります。自衛隊関係者や国民の皆様方の支えがあって今日まで勤め上げることができました。感謝に堪えません、誠にありがとうございました。解任の理由は、私が民間の懸賞論文に応募したその内容が「政府見解と異なって不適切である」というものでした。しかし、私は国家国民のためという信念に従って書いたもので、自ら辞表の提出は致しておりません。その結果、解任という事態となりましたことは自衛隊とともに歩んでまいりました私にとりまして断腸の思いであります。もとより私にとって今回のことが政治に利用されるのは本意ではありません。また、航空自衛官、ひいては自衛隊全体の名誉が汚されることを何よりも心配致しております。

私は常々、「志は高く熱く燃える」ということを指導してまいりました。志が高いということは自分のことよりも国家や国民のことを優先するということです。熱く燃えるということは、任務遂行にあたりいかなる困難に突き当たろうとも決してあきらめないということです。論文に書きましたように、日本は古い歴史と優れた伝統を持つすばらしい国家です。決して「侵略国家」ではありません。しかし、戦後教育による「侵略国家」という呪縛(じゆばく)が国民の自信を喪失させるとともに、自衛隊の士気を低下させ、従って国家安全保障体制を損ねております。

 日本の自衛隊ほどシビリアンコントロール文民統制)が徹底している「軍隊」は世界にありません。私の解任で、自衛官の発言が困難になったり、議論が収縮したりするのではなく、むしろこれを契機に歴史認識と国家・国防のあり方について率直で活発な議論が巻き起こることを日本のために心から願っております。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081103/plc0811032325008-n1.htm

(質疑応答)

【論文を書いた理由】

 --(論文は)持論ということだが、政府見解と異なる歴史認識の論文を現役のこの時期に書いた理由は何か

「私が常々考えていたことでありますけれども、日本が21世紀に国家として発展してゆくためには、この自虐史観、そういった歴史観から解放されないと、日本のいろんな政策に影響が出て、なかなか国とした、いわゆる日本が自主的に判断する政策がやりにくいのではないか、と常々思っていまして。日本が悪い国だと、日本のやってきたことはみな間違っていたと、いったことが修正される必要があるのではないか、と思います」

 --現役をおやめになって発言されるのは比較的自由だと思うが、どうして現役の今、書かれたのか

「私、実は、これほどですね、大騒ぎになるとは予測していませんでした。もうそろそろ日本も自由に発言できる時期になったのではないのか、という私の判断がひょっとしたら誤っていたかもしれません」

 --きょう記者会見を開いた理由は?

「みなさんの一部から私に電話があって、ぜひやってくれという話があったからであります」

【解任について】

 --解任され、任半ばでおやめになることで無念なことは何か

「日本はまさにシビリアンコントロールの国でありますから、大臣が適切でないと判断して、やめろということであればそれは当然のことであるというふうに思います。結果が出たことについて、無念とかそういうことを考えていると次に前進ができないので、これは気持ちを切り替えて次、またどうしたらいいかということを考えていきたいというふうに思っています」

 --後輩の自衛官に言い残すことはないか

「これは私がずっといってきたことですが、われわれは国家の最後の大黒柱である。従って、志を高くもって、どんな困難があっても常に情熱を燃やし続ける、と。志が高いということは、さっきいったように、自分のことより、国家や国民のためを常に優先した言動をとる必要があるというふうに思います」

【論文の内容】

 --論文の内容については、今も変わらないか

「内容については誤っていると思いません」

 --論文を拝読して、市販の雑誌から引用が多い。田母神さんご自身が発見されたことはほとんどないと思うが

「それはおっしゃるとおりで、私自身が歴史を研究してというより、いろんな研究家の書かれたものを読んで勉強して、それらについて意見をまとめるということであります。なかなか現職で歴史そのものを深く分析する時間はなかなかつくれないと思います」

 --さきほどこれほど大騒ぎになるとは予測しなかったとおっしゃったが、それは論文がこれほど読まれることはないだろう、という意味なのか、内容について国家が受け入れるようになると思われたのか

「後者の方です。日本の国がいわゆる言論の、どちらかというと日本の国は日本のことを守る、親日的な言論は比較的制約されてきたのではないかと思います。で、日本のことを悪くいう自由は無限に認められてきたのではないか。しかし、その状況が最近変わってきたのではないか、という風に判断をしておりました」

 --懸賞論文が広く皆が読むということになるとはご承知の上でしたか

「そういう風になることは当初は、まったくしりませんでした。ただの普通の懸賞論文として」

 --APA(懸賞論文の主催者)側はそういうことは言わなかったのか。

「ぜんぜん」

 --公表されるとは思わなかった

「優秀な論文はAPAが出しているアップルタウンという雑誌に発表されるということは知っていた。まさか、私が優秀論文に入賞するとは夢にも思っていませんでした」

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081104/plc0811040009000-n1.htm

【参考人招致問題】

 --今後は。政治家に転身しようとか

「いや、まだまったく今のところ心の中は白紙です」

 --民主党などが国会で取りあげようという動きがあるが

「それはまことに遺憾であります。今いったように、政治にこれが利用されるということについては、まったく私の本意ではありません」

 --参考人招致には応じるつもりか

「はい、参考人招致があれば、積極的に応じたいと思います」

 --会見を行うことは内局は知っているか

「たぶん知らないと思います。私、今日は朝の零時から、なんか民間人になりました。それを知ったのは夕方でしたけれど」

 --さきほど国家、国民のため、とおっしゃったが、対外関係に影響を与えた。それでも国家、国民のためになったと思うのか

「私はですね、やはり日本が今まで相手の言い分にできるだけあわせて、日本国民はいわばイイヒトだな、ということだと思うんですね。相手がいえば、ちょっと譲歩してやろうとやってきた結果が、だんだん良くなっているかというとそうではないんではないかと。やはり国際社会の中で日本がきちんと主張していくことが、やはり長期的にみたら日本の国益にかなうことではないかな、と思います」

 --自衛官官退任の連絡は夕方だということだが

「航空幕僚副長から、そういう辞令がでたと電話で連絡がきました。夕方5時くらい」

【歴史認識】

 --政府の歴史認識が誤っていると思うか

「私は検証してしかるべきだと思います」

 --自分の考えが偏っているという風には思わないか

「私はさほど偏っているとは思っておりません」

 --有る意味、田母神さんの気に入った雑誌などだけを引用をしているようにみえるが

 「日本が悪いことをしたということも、そっちの方が山ほど多いわけですから、そういうのはいっぱい読んででいるわけですね、もちろん。そうでないという歴史観の方も勉強してらっしゃる方もおられますね。その両方を読んで、いったい何が真実かということを、私なりに判断したつもりです」

 --大臣とはこの件についてどんなお話を

「中身についてはなにも話しておりません」

 --31日、大臣とはお話になりましたか

「電話で、31日に」

【懸賞論文応募の経緯】

 --応募は単独で

「単独で」

 --自衛隊内で誘い合ってではない

「こんなのあるよ、といったことはあるが、出せとか強制はない」

 --懸賞論文募集はどこで知ったのか??

「アップルタウンというAPAの雑誌で。私は航空自衛隊小松基地の司令をしていた関係でAPAグループ代表が航空自衛隊金沢友の会の会長をしておられました。そういうことから、小松にいるときからアップルタウンの雑誌を送っていただいてました」

 --会長(APAグループ代表)とは親しいのか

「小松時代にだいぶお世話になりました」

 --会長がF15にのっている写真がありましたが、便宜供与などもあったのか

「特定の方だけに便宜供与をあたえるというわけではありません。みなさんに航空自衛隊をよく知っていただくために、公平に公正に自衛隊の飛行機にのったりということはしてもらっています」

 --中国、韓国が不快感を示しているが。

「それは見解の相違ですから、相手がどう思うかはこちらがコントロールできませんから。向こうがこちらが言ったことに対して不快感を感じることもあるでしょう。そこは大人と大人で、相手はこう思っているとお互い理解しあってつきあえばいいのではないかと思います」

【言論の自由】

 --制服組のトップの立場で発言をされたことについては

「私はさきほどいったようにですね、このくらいのことを言えないようでは、自由民主主義の国ではないんではないかと思います。政府見解とかに一言も反論できないというなら、北朝鮮と一緒ですね」

 --一論文で集団的自衛権の行使や武器使用についてマインドコントロールがある、とあり、一読するとそういうことを認めるべきだと読めるが

「書いてあるとおりです、論文に」

 --「つまり集団的自衛権を認めるべきだと」

「そう思います」

 ー-今までも、外部の雑誌に投稿されたことは

「それはありません。部内では相当書いていましたが、外部に論文を発表するのは初めてです」

 --旧軍の反省にたって、自衛隊がつくられたが、旧軍に対しての反省はないのでは

「そんなことはありません」

 --では何を反省しているのか??

「軍が政治的な決定に対し、いろんな手段をもちいて反旗を翻すという、そういうところが昔は少しあったかなというふうに思います。もちろん226(事件)とか515(事件)などテロが行われることもありましたしね、それによって政治目的を達成すると。現在は自衛隊はまったくそんなことを考えてませんし、現在は政治の決断が下れば機関銃一丁でも、自衛隊はどこにでも行くと」

 --政府の見解と違うことを今の立場でおっしゃるのは、それに通じるところはないか?

「私はともかく、大臣の決定に従ってやめろといわれれば、やめていますしね。まさにシビリアンコントロールに屈服しているわけですね。私がこれに対していろいろ抵抗するとすれば、それは問題があるでしょう。政治の決定が下れば、それに反することをやるというのは問題があると思います。ただ、民主主義社会ですから、一度決めたことが時代が変わってちょっと違うのではないか、ということは、私は議論されてしかるべきだと思います」

--政府の見解とはあるいみ政治の決定ではないか

「それは、政治が決めたんですが、その村山談話なるものが、私は論文の中ではまったく触れていませんが、本当に検証されて、日本国民がみな納得できるものなのかは疑問があります」

 --今回の論文の授賞式や賞金の授与は堂々と受けられるのか

「そうですね。はい」

 --自衛隊には同じような考え方は多いのか

「多いか少ないかは分かりませんが、調べたことがないので。私と同じ意見を持つ人もいると思いますね」

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081104/plc0811040107001-n1.htm