気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

初期の大洗女子学園チームの5輌

2015年06月03日 | ガルパン模型制作記

 上掲のワンシーンは、大洗女子学園戦車道チームの初期の5輌です。この編成で聖グロリアーナ女学院との親善試合、全国大会の第一回戦(対サンダース校)と第二回戦(対アンツィオ校)の計三試合に臨んでいることは周知の通りです。


 私のガルパン戦車キット完成分においても、この初期の5輌は揃っています。ですが一度も初期編成でのショットを撮ったことが無かったので、前掲のワンシーンにならって5輌を並べてみました。

 初期の5輌、と一言で書いていますが、戦車プラモデルを実際に作る身になってみますと、5輌を完成させるだけでも大変だった、と思い出します。初心者レベルのくせに、劇中車を出来るだけ再現しよう、という無謀な目標を立てて、実際にそれを目指して悪戦苦闘してきた経緯があります。どの戦車も、楽に作れませんでした。
 この5輌だけでも、出揃うまでに一年余りを費やしています。改めて見ると、いずれにもガルパン仕様への取り組みの大変さが思い出されます。


 5輌の中で、最初に作ったのがあんこうチームのⅣ号戦車D型です。プラッツの公式キットが膨大な手間を要する上に劇中車と異なる、という噂を聞き、それよりは昔に一度作ったことがあるタミヤのキットで作った方がまだ楽なのではないか、と考えたのでした。ところがガルパン仕様への改造点が少なくなく、パーツを他から転用する必要もあり、思ったほど簡単には仕上がりませんでした。
 この頃は、まだ塗装時に少し汚しをかけたりしていましたので、少し薄汚い感じになっています。


 ウサギさんチームのM3中戦車リーです。一般的にはタミヤのキットがよく使われ、「登場全戦車キット化プロジェクト」でもタミヤのキットの供給を受けてプラッツが公式キットを出すようです。
 が、劇中車の形状に近いのはアカデミーのキットなので、私もアカデミーのキットで作りました。それでもガルパン仕様への取り組みは楽なものではありませんでした。インテリアキットなので、車内の各装備なども作りましたが、ウサギさんチームの各メンバーのポジションや動きを追体験出来て楽しかったです。


 アヒルさんチームの八九式中戦車甲型です。ファインモールドの公式キットを使って、幾つかの改造を施して劇中車になるべく近づけました。苦労したのが主砲の防盾とマフラーカバーの再現でしたが、この二点はファインモールドのリニューアルキットにおいて追加パーツとして実現します。
 あと、車体右側の水タンクキャップを一個追加しますが、これは「おゆまる」で複製しました。こちらはなぜかリニューアルキットで追加パーツになっていないので、リニューアルキット自体が不完全なままであるわけです。


 カメさんチームの38(t)戦車です。劇中車の設定はB/C型となっていますが、実在しないグレードなので、公式キットの中身とも乖離しています。内装はG型以降の特徴を示すので、模型仲間にドラゴンのG型のキットを譲って貰い、プラッツの公式キットと合わせてニコイチで仕上げています。メインはドラゴンのG型のキットで、インテリア付きなので制作も楽しめました。
 パーツによっては公式キットにしか無いものもあり、タミヤのマーダーⅢのキットから車輪や履帯を転用しましたので、5輌の中では最も贅沢な完成品となりました。


 カバさんチームのⅢ号突撃砲F型です。プラッツの公式キットを使い、劇中車に合わせて各所を改造して作りましたが、元がドラゴンのスマートキットなので、作り易い方だったと感じています。一部にエッチングパーツを使用するので、それらの接着に少し苦労しましたが、後部エンジンフードパネルの大規模な改造を経験してしまうと、後の改造はみんな楽な部類に入ります。
 難点は転輪の軸部が微妙にズレることで、これはドラゴン系のプラッツ公式キットのいずれにもあてはまる現象ですが、調整しながら定規をあてて丁寧に組み付ければ、それなりに良い仕上がりになるので、根気よく取り組むことが大切だと学んだ次第です。

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