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組み立てのステップ14、および15です。後者ではガルパン仕様への追加工作が二ヶ所あります。
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ステップ14では、キューポラのパーツB22の内部にクリアパーツのD4およびD5を接着するわけですが、これはキューポラのハッチを開放した状態にする場合にあたります。私は閉めた状態にするので、クリアパーツのD4およびD5は不要となりました。仮組みしてみて、D4およびD5のパーツは外からは全く見えない事が分かったからです。
アリクイさんチームのフィギュアが発売されるのであれば、ハッチを開けた状態にして内部のクリアパーツも全て付けておくんですけどね。
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続いて、ステップ15に移りました。ガルパン公式設定資料にある、三式中戦車チヌの画像をみますと、円内にはリベットやパネルラインが全く無いのが分かります。
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ところが、キットでは上画像のように、リベットやパネルラインがモールドされています。これを全て埋めたり削ったりすることで、ガルパン仕様に近づけてゆくわけです。
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リベットをアートナイフやヤスリで削ったのち、パネルラインをパテで細く埋めて、一日乾かしました。翌日にパテの余分なところをヤスリで慎重に削り均しました。それでもまだ、パネルラインが見えている所があったので、今度は溶きパテを二、三回塗って、これもまた一日乾かしました。
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なので、この部分の作業だけで二日を費やしました。固まった溶きパテの部分をタイラーで均すと、パネルラインは完全に見えなくなりました。三ヶ所にあるフタのモールドをつぶさないようにするのが難しかったです。
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ガルパン仕様への追加工作はもう一ヶ所ありました。上掲の公式設定資料画像の円内のハッチには、鍵穴のフタがありせん。キットではパーツC13にあたります。このC13の鍵穴のフタ部分を削ればよいわけです。
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ステップ15は、上掲の砲塔の各パーツを貼り合わせることで完了しました。その完成画像は、次のステップ16の段階にて紹介します。